甲府城北史蹟めぐりツアーの続きです。
堅町見附から旧宝石会館跡地前、さらに山手通りを渡って北上します。
山の手通りを渡ってしばらくいくと道路をはさんで東西に水路が見えます。これが甲府城の三ノ堀、昔はもっと幅があったのですが、今ではこんなに細くなってしまいました。甲府城は内堀、その外側に二ノ堀、そのまた外側に三ノ堀がめぐらされ、三ノ堀までがいわゆる城下町となっていました。
交差点を左折して、西方向に進むと、玄法院があります。ここには昔時を告げるときの鐘がありました。写真がその時の鐘です。
玄法院をさらに西に進むと、喜久の湯です。ここは、太宰治が新婚当初、仕事を終えてこの喜久の湯で汗を流し、窪田酒店で酒を買い、分部豆腐店で豆腐を買って晩酌をしたのだそうです。
喜久の湯を西に進むと国立病院手前の交差点、向かって右方向に国立病院、左方向に山手通り、その山手通りに面して窪田酒店、正面にみえる駐車場が分部豆腐店跡地です。この交差点をまっすぐ進むと太宰治が新婚時代を過ごした場所になります。
昔の分部豆腐店
太宰治が新婚時代を過ごした場所の碑です。桜桃忌には太宰治ファンが訪れる聖地のひとつです。
でも、実際に太宰治が住んでいた借家は碑のそばのこの露地を入った奥の方にありました。
続く・・・・・次は御崎神社からです。