2月6日(金)夜、共立社鶴岡生協の新春旗開きに参加し、来賓挨拶をさせていただきました。
主催者あいさつで松本理事長が述べられたことは色々印象深いものでした。
「暮らし・地域・平和の危機が進行し・・多くの人がこれまで経験したことのない不安の中で暮らしている」
「私たち自身が『変化すること』なしにこの時代の変化に対応していくことはできない」
「生協運動としては、憲法で保障されている25条の『生存権』、13条の『個人の尊重、生命・自由及び幸福追求の権利』など基本的人権を守るための視点が必要になる」
「改善を進める上での指標は『組合員満足』『職員満足』・・その取り組みの結果、数値として表れる『事業・経営の健全性』」
以上、私が個人的に印象に残った点ですが、「頑張ったけど目標には届かなかった」が許されない事業活動を確実に進めながら、本来の理念を失わないという、困難な課題に立ち向かう決意がヒシヒシと感じられました。
私は、県知事選挙での勝利の意義を報告する中で、鶴岡から始まった協同組合運動が果たしてきた、「地域の主権者」を育てる役割について触れました。
その後、共立社元常務理事の工藤博司さんの「『経済危機』と生協運動の展望」と題した講演がおこなわれ、私も勉強させていただきました。
そんなことで、今年は「お酒の無い旗開き」でした。