24日(土)におこなわれた朝暘第一小学校の学校祭に参加しました。
通算14回目、保護者としては最後の参加(3人目の子どもが今年6年生)になりますが、今回は現校舎で最後の開催でもあります。
各学年の発表それぞれが一生懸命なすばらしいものですが、やはり6年生の発表は特別です。
劇「杜子春」は、言わずと知れた芥川龍之介の短編小説ですが、私はどんな話だったかすっかり忘れていました。
大金を手にしては使い果たすという生活を繰り返した後、仙人修行に臨んだ杜子春がギリギリの瀬戸際で掴んだものは何か・・。最後まで観てやっと思い出しました。
真剣に演じる子どもらの姿からは、この劇が表現しているものの大切さをしっかり理解し、それぞれの役柄で自分の思いとして訴えていることが感じられました。
その思いがこれからの長い人生に活かされていくこと、豊かな人生を送る糧になることを心から願いました。
展示コーナーでは、各町子ども会紹介、交通安全標語、ストラックアウト&チャレンジフリースロー、ふしぎなこま&六角かわり絵作りなど多彩な取り組みがありました。
中でも、私も生活指導部で関わったわりばし鉄砲は、相変わらずの人気でにぎわっていました。
日頃はゲームに明け暮れる子どもらが、自分なりの創意工夫で真剣に制作し、大喜びで試射する姿は実にほほえましいものです。
家に持ち帰って輪ゴムを散らかし、お母さんを怒らせる姿も想像され、つい笑ってしまいました。
子どもと、教職員と、保護者が力を合わせて取り組む学校祭、益々の発展を祈ります。