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さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

早春を告げる花、マンサク(万作)

2015年03月12日 | 
このところ、カメラを持ち出すことも少なくて、ブログネタが少々さびしくなってきました。

そんな訳で、久しぶりに、カメラを持って、見沼自然公園に出かけてみることにしました。

しばらくぶりの公園は、すっかり春景色!!

地面近くでは、オオイヌノフグリやホトケノザ・ヒメオドリコソウなどが花を開いてます。

池では、わずかに残ってるオナガガモ・コガモとお馴染みのオオバン・カルガモがいるだけで、だいぶ寂しくなっています。

あれほどいたアトリの姿もなく、シメが数羽かたまって居るだけで、元気なのはカワラヒワぐらいでしょうか。

そんな中、公園の一角では、早春を告げる花、マンサク(万作)が満開です。

だいぶ前から咲いていたと思うのですが、早春の花は、花粉を媒介する虫が少ないので、総体的に、開花期間が長いようですね。

満開に咲いた様子を、遠目で見ると樹全体が黄色く色づいたように見えます。



マンサクの語源は明らかでないですが、早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれています。

また、黄金色の花を枝いっぱいに咲かせた姿を豊年満作と縁起をかつぎ、マンサクとなったと言う説もあります。



この公園には6~7本のシナマンサクとアカバナマンサク(?)が花を咲かせていますが、ちょっと日陰の樹では、葉っぱが付いたままの樹もあります。

花は軽くよじれた糸のような花びらをもち、一カ所に数個まとまって咲きますが、何度見ても、不思議な花ですね。



シナマンサクとアカバナマンサク(?)が並んで咲いています。

手前のボンヤリした赤い色がアカバナマンサク(?)です。



池の畔では、真っ赤な梅の花が咲いていました。

面白い所に咲いてる花だけを撮ってみました。





梅の幹に寄り添うように咲いてた花。



空中に向かって背伸びしてるような花。



最後は、河津桜ですが、まだこんな状態です。

蕾もだいぶ膨らんできてますが、このところの寒さで、少し開花が遅れるかもしれませんね。

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