さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

普門寺と方光寺の枝垂れ桜

2021年04月02日 | 
花巡り第3弾です。

少し前に載せた「普門寺」の枝垂れ桜がそろそろ見頃になってるのでは?と思い、3月23日に再び見に行ってみました。
ここの枝垂れ桜は、今回初めてで、地元の人しか訪れないような場所に咲いてます。
圏央道桶川北本ICのすぐそばにあって、まさに知る人ぞ知る地元の隠れた枝垂れ桜ポイントかもしれません。
ここは、東叡山泉福寺の末寺である諏訪山福聚院普門寺があった跡地らしく、樹齢190~200年くらいの枝垂れ桜が咲いてます。
咲いてる桜は、エドヒガンザクラの変種でイトザクラとか・・・・・


3月17日に下見に行った時は、まだ4~5分咲きって感じで、色ももっとピンク色に近かったのですが、花期が進んで、花弁も少し白くなってきたようです。

 

少し角度を変えて撮ってみましたが、後ろは大きな竹藪が鬱蒼としていて、1本だけですが存在感のある桜の樹です。


この桜を眺めてると、北本自然観察公園の高さ29m、根回り3.2mで樹齢約200年と推定されるエドヒガンザクラを思い出します。
残念ながら、そのエドヒガンザクラは、一昨年の台風で倒れてしまい、今はその姿を見ることはできません。


普門寺の桜を見た後は、そのまま近くにある「方光寺」の枝垂れ桜を見に行くことにします。
北本市石戸宿にある天台宗寺院「方光寺」の枝垂れ桜は、福島県三春市の滝桜から枝分けされた一本桜です。


こちらの枝垂れ桜は、まだ8~9分咲きくらいでしょうか。花のピンク色が青空に映えてます。



「方光寺」の次は、すぐそばの「石戸蒲ザクラ」へ・・・・・こちらは残念ながら、まだ2~3分咲き。
「石戸蒲ザクラ」は、樹齢800年といわれ、日本五大桜として大正11年(1922)10月12日に国の指定を受けた天然記念物です。
名前の由来は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟である「蒲冠者源範頼(かばのかじゃみなもとののりより)」にちなんでついたと伝えられている。
樹種は、和名「カバザクラ」という世界でただ1本の品種で、エドヒガンとヤマザクラの自然雑種と考えられています。(北本市HPより)
毎年4月上旬にはたくさんの花見客が訪れますが、さすがにこの日はほとんど人の姿はありませんでした。


この日は効率よく半径1キロメートル内の3か所の桜巡りでしたが、「普門寺」と「方光寺」は初めてでした。


上で書いた、北本自然観察公園のエドヒガンザクラの倒木前の見事な桜を見たい方は・・・・・・・こちら
あれから2年、3月17日には、倒れた大幹から出ていた不定枝(ふていし)に、小さな花が咲いてました。

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