さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

春の使者ツマキチョウ(褄黄蝶)

2021年04月18日 | 花と昆虫
4月4日、春の様子を見に双眼鏡片手にA公園の一角をぶらり散歩です。
冬鳥が少しでも残ってるかと、少しは期待したものの、わずかにツグミがの残ってるだけ!
モンシロチョウやベニシジミが暖かい春の光を浴びながら飛び交う中、タンポポに居る雌のツマキチョウを見つけました。


「春の使者」とか「春の妖精」と言われるだけあって、春先(4~5月)の特定の時期にだけ現れるシロチョウの仲間です。
年1回の発生なので、この時期を外すと、来春まで見れないのが、他の蝶とは違うところでしょうか。
暖かくて日当たりのよい日にはよく活動し、天気の悪い日は活動を停止するので、探すときは天気の良い日が最適が良さそう!!
このツマキチョウ、モンシロチョウに比べて少し小さく、飛び方も直線的だと言われますが、実際に飛ぶ姿で認識するのは難しいかもしれませんね。
特に先端の黄色がない雌は、実際に出会っていても見落とすことが多いと思います。 この日は、残念ながら雄を見つけることはできませんでした。


前翅の先端が尖っていて、雄はその部分が橙黄色に染まっているため、和名の「褄黄蝶」が付けられてます。
後翅の裏は綺麗で複雑な草ずり模様(雲状模様)をしてるので、花に止まった時は、分かりやすいですね。 上の写真を大きくトリミングしてみました。



足元にはムラサキサギゴケの群生です。



こんな小さな花が咲いてる一角も・・・・・・ツボスミレ?? 白くて可愛い花です。(間違ってたら指摘くださいね。)



シロツメグサも咲き始めて、周辺は春モード全開!!


バッタも羽化し始めて、虫の世界でも動きが活発になってきたようです。




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