久しぶりに築地場外にお寿司を食べに行きました。
思えば昨年の夏、友人が一時帰国した際に、11月に豊洲に移転してしまう前に...と築地に遊びに行ったのでした。その時は、まさか移転が棚上げになるとは思わず、場内のいくつものお店から”今度こちらに移転します!”と晴れやかに豊洲の案内図をいただいたのですが...。
それはさておき、この日も築地場外は大勢の観光客で大賑わい。いくつものお寿司屋さんや卵焼き屋さんの前に列ができ、あちこちから威勢のいい声が飛び交っていました。
海産物や調理器具のお店を横目で見ながら、さてどこで食べましょうか。特にお目当てはなかったのですが、先の予定もあったので、行列ができていないお店の中で、ぱっと直観でメインストリート沿いにある「つきじ神楽寿司」(本店)に入ってみました。
細長いカウンターのほか、テーブルが2つのこじんまりとしたお店ですが、板前さんたちとお客さんとのぽんぽんとしたやりとりがあり、活気がありました。私たちは奥のカウンターに座って、2種類のセットの握りをいただきました。
大きなあなごは半分はたれ、半分は塩で。
写真に撮るのを忘れましたが、こちらのお店は”炙り”に定評があり、最後に何貫か炙り寿司を握ってくださいました。これが香ばしくて、最高においしかった! お魚によっては皮の際の脂ののった部分が、炙ることでさらにおいしくなるそうです。これまであまりいただくことのなかった、炙りの魅力を発見しました。
食事のあとは、場内のお店を少し見て回りました。お昼をまわって、すでに閉まっているお店も多かったですが、おなじみうおがし銘茶さんのお茶と、山本海苔店の海苔を買っていきました。今年は少し遅れているそうですが、来週には新茶が出るとのことで今からとっても楽しみです。