しばらく目を楽しませてくれた桜もいよいよ満開を過ぎて、小さな葉っぱが芽吹いてきました。家の近くの桜並木は、風が吹くたびにものすごい花吹雪。春風に乗って舞う花びらの美しさに目を細めながら、一抹の寂しさも感じています。あと1、2週間もしたら、すっかり葉桜になっているのでしょうね。
そんな中、目黒川に名残の桜を見に行きました。満開まではものすごい人出に気おされて、通りがかりに横目でちらりと見るに留めていましたが、週末が開けてからいつもの静けさがもどってきました。何度かの雨でだいぶ散ったかと思いきや、まだまだ美しい姿に感激しました。桜はやはり、青空の下で見るのが一番ですね。
ふっくらとした花びらが愛らしい。
清掃工場の前は道の両側に桜の木があって、みごとな桜のトンネルになっています。自転車で駆け抜けるのが気持ちよさそう!
青空の下、元気よく咲く桜。
この時期は、花筏(はないかだ)を見るのも楽しみです。目黒通りと駒沢通りの間を歩きましたが、このあたりは川下に近く流れがほとんどないので、ひらひらと舞う桜の花びらが、そのまま川にとどまって、美しいマーブル模様を描いています。
その様子は星くずの夜空を思わせ、まるで天の川のようでした。
桜吹雪に花筏。まだしばらく桜の余韻を楽しみたいです。