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房総で迎えるお正月 2020

2020年01月01日 | 旅行

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

今年も例年通り、大きなバンを借りて家族と旅先で新年を迎えました。以前は伊豆に行くことが多かったのですが、今年は昨年と同じく房総で年を越しました。千葉方面は途中で渋滞に巻き込まれることもなく、快適なドライブでした。

ルートも昨年とほぼ同じで、まずは湾岸道路の川崎からアクアラインを通って対岸の木更津に渡りました。途中、レストエリアの ”海ほたる” でひと休みしました。

川崎方面の風景です。アクアラインの川崎側は、大型船が東京湾を通行できるよう地下に潜っています。海からちょこんと飛び出している白い建物は通気口です。この日はよく晴れていましたが、海と陸の間に薄く靄がかかり、境界がぼんやりとして幻想的な風景でした。

お昼は千葉県に渡ってから、これまた昨年と同じく南房総の保田漁協が運営している食堂「ばんや」さんを訪れました。もとは組合の漁師さんのための食堂だったというこちらのお店では、ボリュームたっぷりの新鮮の海の幸がリーズナブルにいただけます。私は ”天然地魚海鮮丼” にしましたが、ご飯の上に美しいお刺身がたっぷりのっていて大満足のお味でした。

房総といえば、昨年の台風19号の被害が気になっていましたが、今回の旅では今なおブルーシートで応急処置をしたままのお家をいくつも目にして、心が痛みました。ばんやさんもL字型の建物がシートに覆われ、半分は食堂として使えない状態でした。建設業者さんがこの地域に優先的に回れるよう、一刻も早い復興をお祈りします。

房総半島を横断して外房に向かいます。昨年とは違うお宿ですが、今年も鴨川に宿泊しました。温泉でくつろいで、夜はお祝いの懐石料理をいただきました。伊勢海老のお刺身や、あわびの酒蒸しなどごちそう尽くしでしたが、量が多すぎず、最後までおいしくいただけたのがよかったです。和食ですが洋風の盛り付けも取り入れられ、華やかで目でも楽しめました。

今年の元旦は南関東は雲が多いと聞いていましたが、期待を込めて6時45分の日の出の時刻に合わせて起きると、予報通り水平線上に厚い雲が広がっていました。でも雲の薄いところは空が明るみ、ほんのり赤く染まって、太陽の存在を濃厚に感じました。

日の出の時刻から約30分後。ようやく雲間から太陽がのぞいているのを見ることができました。

この後、温泉で朝風呂を楽しんでから、お雑煮とお節の朝食をいただきました。お宿をチェックアウトしてから房総半島を横断して内房にもどり、昨年と同じく道の駅・保田小学校を訪れました。廃校となった小学校を、道の駅としてみごとによみがえらせた施設ですが、こちらもマーケットのあった体育館は台風の影響で閉館し、規模が半分に縮小していました。

その代わり、やぎの親子がいました。写真はお母さんやぎで、同じ囲いに双子の仔やぎが2頭いました。真っ白くて毛並みがきれい。3頭とも眠そうにしていましたが、係のお兄さんの話では、エサをやると突然目が覚めて興奮するのだそうです。

帰りはこれまた昨年と同じく、金谷から久里浜まで東京湾フェリーに乗りました。乗客からもらえるエサを求めて、カモメがついてくることを知っていたので、今年は最初から写真を撮る気満々でスタンバイしていました。^^

隊列を組んでついてくるカモメたち。どういうルールがあるのかわかりませんが、規則的にフォーメーションを変えながらついてくるのが自然の神秘でした。

美しい雄姿をパチリ。

カメラ目線のカモメさん。カモメたちの力強い羽ばたきに勇気づけられました。

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