映画を見た後は、六本木駅近くの ワイン食堂 ル・プティ・マルシェ (Le Petit Marche) で遅めのお昼をいただきました。3階建ての建物の中に、フレンチ、イタリアン、ワインショップ、パン屋さん、ケーキ屋さんという5つの系列店が入っています。
私たちは、パン・アミューズ2品・前菜(2品から)・メイン(2品から)・デザート・カフェで構成されるコースをいただきました。飾らない雰囲気の中、お料理はどれもおいしかったです。
パンは、1階のラトリア・デュ・パンさんのパンが食べ放題です。スタッフの方が3種類ずつ3回持ってきてくださり、私は5種類くらいいただきました。バゲットとフォカッチャが気に入ったので、帰りに1階に寄って買っていきました。
アミューズ2品。黒いプティシューと鶏のレバークリーム & 炙った烏賊とオレンジ、マジョラム風味 です。
前菜は2品をシェアしていただきました。こちらは、燻製にかけたオーロラサーモンのフォンダンです。スモークドサーモンのたたきとなっていて、食べやすくおいしかったです。ラディッシュやイクラがアクセントになっていました。
私は、たまねぎのデクリネゾン(キッシュ・ピクルス・サラダ)をいただきました。キャラメリゼしたたまねぎのキッシュは、たまねぎの甘さと香ばしさが広がって、絶妙なお味でした。
メインも2種類をシェアしていただきました。こちらは、若鶏もも肉のこんがりロティ、生ハム風味のコンソメ添えです。根菜をあしらい、見た目がどことなく筑前煮風。1月らしく和を取り入れているのが心憎かったです。お肉もジュ―シィで絶品でした。
私は、柔らかく煮込んだ牛タンのアッシェパルマンティ風をいただきました。アッシェパルマンティというと、たいていひき肉とじゃがいもを重ねたグラタン風のお料理をいいますが、これはベイクトポテトに牛タンのシチューをかけて、ズッキーニのグリルをアクセントにのせています。
柔らかい牛タンの煮込みに、ほくほくのベイクトポテトがよく合っておいしい。グラタン風よりあっさりいただけて、私好みでした。
デザートは、1階のパティスリー ココアンジュさんからの提供です。この日は、ほうじ茶のムースにバニラのソースでした。とろけるようなお味でした。