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レストラン アレイ @ポーラ美術館

2020年09月01日 | グルメ

ポーラ美術館でモネとマティスのアートを楽しんだ後は、館内にある レストラン アレイ でお昼をいただきました。広々として明るい店内は、一面がガラス張りとなっていて、緑豊かな箱根の風景を眺めながら食事ができます。

この日は、企画展に合わせた限定メニュー「楽園のハーモニー」をいただきました。

モネが描いたジヴェルニーの積みわらをイメージした前菜です。右は、ムール貝のマリニエール(ワイン蒸し)。極細のじゃがいものフライをのせて、積みわら風にしています。

手前は、サーモンと細切りりんごを、そば粉のガレットでくるりと巻いたもの。こちらも短くカットしたスプラウトをのせて、どことなく積みわら風です。

左はひと口サイズのきのこのキッシュ、奥はアンディーブとくるみのサラダです。

メインのお料理は、仔羊の香草パン粉焼き プロヴァンス風です。骨付きのラムは、柔らかくてクセがなくてとてもおいしかった。ソースも絶品でした。野菜はズッキーニ(緑・黄)、プチトマト、ポテト、万願寺唐辛子。手前は黒オリーブのタプナードです。

食後の飲み物は、ハーブティ(カモミール) にしました。最近はコーヒーや紅茶の他に、ハーブティが選べるお店が増えてうれしいです。

デザートもかわいい。オレンジとカシスのケーキと、ヌガー。マティスの「リュート」にちなみ、リュートの形のチュイールが添えてあります。アートの余韻を楽しみながら、おいしくいただきました。

食事の後は、美術館の敷地にある広大な森を散策しました。

森の中にも野外彫刻が点在し、宝探しをするように散策が楽しめます。写真はケリス・ウィン・エヴァンスの「299 792 458 m/s」という作品。光の速度を表したネオンです。屋内にもエヴァンスのギャラリーがあって、いくつか作品を見ることができました。

ところどころに、明るい木肌のひめしゃらの木があり、目を引きます。椿の仲間で、夏に小さな白い花が咲きますが、もう花は終わっていました。私にとっては屋久島登山を思い出す懐かしい木でもあります。

途中で気が早く色づいた紅葉を見かけました。まだまだ暑いですが、秋はそこまで来ているのですね。

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