(写真:第2部、鷲尾悦也氏の講演)
昨日の、役に立つけれど“大ショック!!”・・・な話、「報告」の続き(その2)です。
佐々淳行氏の講演の中で明らかにされたことで、大ショック!だったこと。それは・・・
公には語られないけれど、阪神淡路大震災の時、避難所でのセクハラ、レイプが何件もあったそうです。本人も親も自治体もみんなが隠しているけれど・・・。
そんなことがあるんだ・・・。男性も見てみぬふり、なのだそうです。
佐々さん曰く「男たちはみんなで集まって自警団をつくって女性を守らなければ!災害に便乗していたずらをしようとしている奴らをやっつけなければいけない!」と。
(ここで、「“男女共同参画”は男女が同じってことでしょ?だったら男に守ってもらおうなんて考えないでしょ?」なんていう人、いませんよね?“暴力”という力が男女同じわけはないのですから。“社会的な(待遇や機会、可能性における)性差”をなくそうというのが“男女共同参画”の考えであって、男女が生まれ持った筋力の差、力の差を否定するものではないのですから)
これは、もっと公にして、注意を呼びかけなければ。そういうことがわかっているなら、前もって予防措置をとらなければ!と思いました。
他にもいくつか、災害時のお役立ち情報。
■車のジャッキを使えば、生き埋めになってしまった人を助けることが出来た。
■逃げる時は電気のフレーカーを降ろすこと!阪神淡路では電気が原因の突然の発火による火事がたくさんあった。
■車のキーは残しておく!路上の車が邪魔で緊急自動車や支援物資の車が通れなかった。
こうした数々の教訓が何も伝わっていない!ということは大問題ですね。
さらに、震災体験者のHPによると、
■枕元に懐中電灯、靴、帽子、めがねを置いておく。
懐中電灯、靴、めがねはわかるけれど、帽子?って思いませんか?それは、夜中だと髪の毛がぼさぼさだったりして、大勢の人が集まる避難所では気が引けるのだそうです。帽子で隠せると大分気分的に違う、ということ。結構そういうことがストレスになるものなのかも。体験者だからわかること、だと思いました。
このほかにも、女性たちが地域でどんな危機管理ができるか?どんな危機管理が必要か?という具体的なアドバイスが聞けたことも大きな収穫でした。まず子どもの安全を確保すること、子どもを守ること、が大事だと。
そこには、空き交番の問題も出てくるのですが、日本の警察官の数は、諸外国に比べてとても少ない、ということがわかりました。
警察官一人に対しての国民の数(2002年)は、
アメリカ 355人
イギリス 337人
ドイツ 312人
イタリア 279人
フランス 275人
日本 561人
で、日本の空き交番の数は、5ヶ所に1ヶ所だそうです。
先日の会派の代表質問でも、世田谷では烏山に警察署が必要、と述べたところですが、安全安心な街にするには、市民の力で地域を守ることももちろんですが、警察署や交番がしっかり機能してくれないと・・・と思いますよね。
昨日の、役に立つけれど“大ショック!!”・・・な話、「報告」の続き(その2)です。
佐々淳行氏の講演の中で明らかにされたことで、大ショック!だったこと。それは・・・
公には語られないけれど、阪神淡路大震災の時、避難所でのセクハラ、レイプが何件もあったそうです。本人も親も自治体もみんなが隠しているけれど・・・。
そんなことがあるんだ・・・。男性も見てみぬふり、なのだそうです。
佐々さん曰く「男たちはみんなで集まって自警団をつくって女性を守らなければ!災害に便乗していたずらをしようとしている奴らをやっつけなければいけない!」と。
(ここで、「“男女共同参画”は男女が同じってことでしょ?だったら男に守ってもらおうなんて考えないでしょ?」なんていう人、いませんよね?“暴力”という力が男女同じわけはないのですから。“社会的な(待遇や機会、可能性における)性差”をなくそうというのが“男女共同参画”の考えであって、男女が生まれ持った筋力の差、力の差を否定するものではないのですから)
これは、もっと公にして、注意を呼びかけなければ。そういうことがわかっているなら、前もって予防措置をとらなければ!と思いました。
他にもいくつか、災害時のお役立ち情報。
■車のジャッキを使えば、生き埋めになってしまった人を助けることが出来た。
■逃げる時は電気のフレーカーを降ろすこと!阪神淡路では電気が原因の突然の発火による火事がたくさんあった。
■車のキーは残しておく!路上の車が邪魔で緊急自動車や支援物資の車が通れなかった。
こうした数々の教訓が何も伝わっていない!ということは大問題ですね。
さらに、震災体験者のHPによると、
■枕元に懐中電灯、靴、帽子、めがねを置いておく。
懐中電灯、靴、めがねはわかるけれど、帽子?って思いませんか?それは、夜中だと髪の毛がぼさぼさだったりして、大勢の人が集まる避難所では気が引けるのだそうです。帽子で隠せると大分気分的に違う、ということ。結構そういうことがストレスになるものなのかも。体験者だからわかること、だと思いました。
このほかにも、女性たちが地域でどんな危機管理ができるか?どんな危機管理が必要か?という具体的なアドバイスが聞けたことも大きな収穫でした。まず子どもの安全を確保すること、子どもを守ること、が大事だと。
そこには、空き交番の問題も出てくるのですが、日本の警察官の数は、諸外国に比べてとても少ない、ということがわかりました。
警察官一人に対しての国民の数(2002年)は、
アメリカ 355人
イギリス 337人
ドイツ 312人
イタリア 279人
フランス 275人
日本 561人
で、日本の空き交番の数は、5ヶ所に1ヶ所だそうです。
先日の会派の代表質問でも、世田谷では烏山に警察署が必要、と述べたところですが、安全安心な街にするには、市民の力で地域を守ることももちろんですが、警察署や交番がしっかり機能してくれないと・・・と思いますよね。