世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

世田谷パブリックシアター「鐵輪(かなわ)」

2007年05月15日 | 議員活動
今日は、久しぶりに家で仕事。
当選報告を兼ねた活動報告書を送る準備をしたり、たまっていた家事をしたり、やることはいくらでもある!という感じです。

珍しく家に居たので、仕事をしながらスコーンを焼きました。(写真)

なかなか素朴な味で、先日いただいた手作りイチゴジャムや、昨日作ったチョコレートフォンデューをつけて食べたらおいしかった!!です。

そうこうしていたら、途中で、マンション建築に関わる陳情についての問い合わせが区民の方々よりあって、電話で計2時間近く話したでしょうか・・・。私はたいてい留守なので、留守電を聞いて連絡し直すことが多いのですが、今日は電話にも出ることができました。

請願と陳情の取り扱いについては、ウチの会派としては議会改革を進めたい立場(地方自治法にのっとって、議員の役割と責任をしっかり果たすべき、という立場)なので、その説明もしましたが、どこまで理解してもらえたかなぁ・・・と、ちょっと不安です。

基本的には、民間と民間の問題(建築紛争はほとんどがそうですが)は、業者が法律の範囲内で仕事を進めている限り、「確認許可を下ろすな!」ということはできない、と私の会派では判断しています。裁判で訴えられたら、区民の皆様の税金をムダに使ってしまうことになる可能性が高いから・・・です。

しかし、このままでは世田谷区の良質な住宅環境が破壊されてしまうのではないか?!と、非常に危機感を持っています。国の規制緩和は、時として、地方自治体にとっては大変な迷惑!ということがあります。特に、建築基準法の緩和は困ったものです。それは党派を超えて議員はみんなそう感じているのではないかと思いますが。

今日のマンション問題も視野に入れ、今後、議会で何ができるかを調査・研究しなければ、と改めて感じました。

夜は、「世田谷パブリックシアター」の視察に行って来ました。

「鐵輪(かなわ)」〜能楽現在形劇場版@世田谷〜です。

元夫を呪い殺そうとする女を描いた能『鐵輪(かなわ)』と舞囃子『猩々乱(しょうじょうみだれ)』を観て来ましたが、うーん、能はやはり言葉遣いが難しい・・・。プログラムであらすじを読まなければ何を言っているのだかわからない・・・というのが正直な感想です。

ただ、あの能独特の雰囲気と演技、演奏の世界はいいですね。
20日までの公演です。機会がありましたら、ぜひ、お出かけ下さい。

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