世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

企画総務委員会

2007年05月18日 | 議会報告
(今日の読売新聞に、昨日ブログで報告したことが取り上げられていました。それにしても、「民主党は対応検討中」?!ですか?党として公認を出した責任をどう考えているんだろう・・・?世田谷区議会としてこれほど大きな問題なのに、民主党の議員の人たちがHPやブログを更新してもそのことにひと言も触れていないというのも不自然に感じます)

今日は、企画総務常任委員会が開かれ、昨日、本会議で付託された議案についての審議をしました。

8つの議案全部が契約案件だったので、入札価格、落札率、談合問題、落札業者について、様々質疑が行なわれました。特に、区内業者の育成と、区外の業者の参入について(どういうわけか、区内業者は軒並み入札価格が100%に近いのです)、課題が指摘されました。

また、学校改築(松沢小学校)の契約のところでは、公共事業整備方針の考え方等についても問いただだれました。私からは、100年建築と言われている“スケルトン・イン・フィル”の手法をどうとらえているのかを質問しましたが、この手法を取り入れていくという明確な答弁はありませんでした。

これからは、30年~40年で全部取り壊して建て替える、という資材のムダ(建築産廃)を出す手法は見直すべきであると思いますし、人口構成がどんどん変化して建物の使用目的が変わる可能性もあります。“スケルトン・イン・フィル”の導入は必至だと思いますが・・・。


スケルトン・インフィル
建物を構造体と内装・設備に分けて設計する考え方のこと。

スケルトンは骨格のことで、構造体を示し、インフィルは内外装・設備・間取りのこと。スケルトン・インフィルという考え方は、内外装・設備・間取りが干渉することのない耐久性の高い構造体をつくることができれば、構造を気にせず自由にインフィル部分の変更を行うことができるようになり、例えば学校であれば、人口構成の変化に応じて、高齢者施設にもなり得るように、建物として長く使える建築方法。

「せたがや政策会議」では、これまでの議会質問でこの手法を導入すべきと訴えています。

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