横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

超次元サッカー『イナズマイレブン』になる前は、ボールは友だち『キャプテン翼』でした。

2011-02-24 | 横浜ラブ
キャプテン翼スタジアム、でございます。
桜木町駅からワールドポーターズに向かう汽車道から、運河の対岸に見えます。




『キャプテン翼』をリアルタイムに見て育った世代とその二世がメインターゲットなのかな、と思ったら、サッカーだけでなくテニスもラクロスにも使えるそうです。
さらに企業や学校などの運動会、スポーツ大会などにも貸し出し可。クラブハウス内にはロッカーやシャワールーム完備。レストラン併設。
もちろんキャプテン翼グッズの展示販売もしています。

面白いと思ったのは、個人フットサルというプログラム。その日に集まった人同士でチームを組んで試合ができます。
いってみれば、空地や公園にその日に集まった子たちが、缶蹴りやドッジボールする感覚ですね。まさにボールは、友だち。

日本の公園は犬の散歩やボールを使った遊びを禁止しているところがほとんどで、駆け回ったりできないように?遊具やベンチがところ狭しと置かれています。野球やサッカーをしたくても気軽に始められないという不自由さ。少年野球チームの保護者がまず何に苦労するかといえば、練習場の確保、順番とり。球技のできる会場は地域の小学校の校庭や、スポーツセンターのコートに限られていて、さらに使いたい時間帯が集中するので、抽選。ボールと友だちになるためには、あるいは友だちであり続けるためには、乗り越えなくてはならない試練がたくさんあるといいます。だから選択肢が増えることは歓迎。

プログラムや料金はこちら

実はこのスタジアム3年契約の暫定施設です。地権者は『森ビル』。
桜木町駅周辺のみなとみらい地区は、1980年代から都市再開発をすすめてきました。
が、バブルが崩壊、不況のあおりで当初予定した計画は遅延、中断が相次いでいます。
この場所も再開発着工を見送ったまま。
臨時駐車場にする案もあったそうですが、『地域の活性化』のために集客率の高い施設を、との方針を森ビル側が打ち出し、サッカー専門誌も出版する株式会社『フロムワン』がこのスタジアム経営に乗り出した、というわけです。
繰り返しますが、契約期間は3年。
都市開発計画が着工されると契約期間途中でも解約、解体の可能性があり、とのこと。(神奈川新聞2010.04.30)

駅も近く(JR桜木町、みなとみらい線馬車道)、市営の地下駐車場至近。
運河を挟んでみなとみらいが一望できて、とロケーションは良好。
キャプ翼世代もイナズマイレブンゼネレーションも、ボールは友だち。
ここが交流と情報の発信地になれば理想だなあ。
超次元に進化する前に、めざせ超世代サッカー