横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

世界遺産の里を見た!<中部北陸旅行file.3>

2016-06-21 | 旅行、おでかけ
金沢から富山に向かいます。



桜も終わり、山は山頭火の俳句にも出てきそうな緑の洪水。
どこまでも深い山中にぽっかりとその里がありました。


世界遺産の五箇山・菅沼集落

なんと美しい!!


合掌作りの集落で世界遺産として登録されているのは
白川郷、相倉、そして菅沼の三集落。
中でも菅沼集落はもっとも山奥にあって、秘境と言われています。


冬はすっぽりと雪に埋もれてしまい、その独特のたたずまいが多くの観光客を惹きつけているそうです。
とはいえ、春も冬もともかく合掌作りを実際に目にするのは初めて。
この緑の季節の小さな村ほど美しいところはないのではないかと思うくらいでした。


水の音、鳥の声、カエルの鳴き声、水面を跳ねるアメンボの輪。

現在八世帯が実際に生活をしていると聞いてまたびっくり。
<お土産やさんのディスプレー>

これから観光シーズンはピークになるそうですが、自分の生活圏を観光客がカメラ片手に歩き回るってどんな気分なんでしょう。

それでも住民の方たちはあくまでおっとりと優しかったのが印象的でした。

実際に車両はここで暮らす八世帯のもの以外は、集落の上の駐車場までしか入れません。
観光客はエレベーターか徒歩で山中を下って行きます。

エレベーターの到着階は、その名もずばり『遺産駅』


エレベーターは楽ですが、お天気さえ許せばちょっと遠回りでも徒歩がオススメ。
木々の香りに包まれて、

日本昔話の世界へようこそ。


*百万石の知恵を見た!<中部北陸旅行file.2>は、こちら


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