参院選終盤の朝、突然の訃報が飛び込んできました。
候補者の応援演説をおこなっていた政治家が殺傷されたのです。
民主主義国家の国民の最大の権利は『暴力』ではありません。
参政権。特に女性にとってそれは長い間先輩たちが苦労して勝ち取ったもの。
尊い権利です。
かの行為は権利の履き違え、ではないか。
ムラリと腹が立ちました。
私はいわゆる無党派です。
が、選挙権を得てから投票には欠かさず参加してきました。
政治家についてはさまざまな意見見解があります。
個人的な考えですが、
少なくとも閣僚あるいは総理経験者はその職を辞したあと回顧録を書く義務がある、
と思っています。
その内容が例えどれほど主観に偏っていたとしても、
為政史、外交史料として公式記録と同様に後世に残していくこと。
ここまでが政治家の仕事だと。
それをしないまま暴力によってあっけなく道を絶たれるなど、
それが誰であろうとあってはならない
(少なくとも二十一世紀の民主主義国家において)ことです。
犯人の出自についていろいろ書かれたりしていますが、
そこに原因を求めるような風潮は間違っています。
経緯事実は追々明らかになっていくでしょうが、
この事件を民主主義への冒涜と考え感じる社会であって欲しいと
心から願います。
予定通り、期日前投票に行ってきました。