横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

漢方の神様?

2014-11-23 | 日常茶話
先日ちょっこし、江戸方面に所用ででかけまして、ビルの谷間にキリンを発見!

何とも言えず愛らしいのですけど、
なぜこのお江戸の真ん中に?!!


このビル今は某不動産関係の会社が所有しているのですが、
以前の持ち主は

株式会社 ツムラ(当時は、津村順天堂)

中将湯で全国区になりまして、バブル景気の後押しもあって東京日本橋に建設したのがこのビル。
よく見ると,窓の形がツムラ(TUMURA)のティーになっています。


ではなぜキリン?と思い、このビルの関係者の方に伺いました。
すると、キリンの角が漢方薬の原料なるということで、キリンは漢方の守り神であるから、という回答。
キリンの作者は彫金彫刻家・安藤泉氏です。


その後、津村順天堂ではバブルに翻弄され、経営陣が不祥事をおこします。
そして、会社再建と債務支払のためにキリンごとこのビルは売却され,今に至っているのでした。

漢方の神様のキリンさん。
人間どものゴタゴタをどんな思いで眺めたんでしょうね。


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