あまりの勾配に転ばないように姿勢を低くして
お尻を地面に擦り付けるようにして降りた、
と伝わるから
『尻こすり坂』って言うんだそうです。
子どもの頃はただの『急坂』って呼んでました。
動物園に近いので『ラクダの背中』とも言うそうです。
この急勾配を利用して、明治の人はここに近代水道を通したので
正式には
『水道道(すいどうみち)』と命名されています。
どのくらい急勾配かというとてっぺんの向こうにもう一山あるのですが
見えません。
車はここを越える時空を見ながら運転します。
ちょうど東西を真っ直ぐに貫いているので
のげやまに向かう車には朝日、
西横浜方面に向かう車には夕陽が直撃します。
信号はありません。
坂の多い港町横浜の中でもドライバー泣かせの名所。
皆さんどうぞ安全運転を。
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