@「よく学びよく遊べ」とは今や大人、老いへの言葉に変化してきている。
若者と比べれば時間もあり金も多少はある。であればもっと学ぶことも遊ぶこともできるのに「やろうと言う意思を燃さない」。もったいない限りだ。でやるには考え過ぎはだめ、でも何でも寄り道を勧めることだ、と言う。 新たな人としての楽しみ、癒し、憂い、さらに生きている間に楽しさだけ選ぶのではなく今までにない人生の辛さ、悲しみも知るべきかもしれない。
「一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である」渋沢栄一
『シェクスピアに学ぶ老いの知恵』小田島雄志
思えば長いこと生きてきたものだ、おれの人生は黄ばんだ枯れ葉となって風に散るのを待っている。最後は「なにもない」のが人間。はかない人生だからこそ大いに楽しむ術を、シェイクスピアに学ぶ。 『』内はシェクスピアの書籍にある台詞
「歳をとるのは知恵がついてからじゃないと行けないんだ」
若者は自分の欲望、野心、理想をストレートに追跡しようとする、大人は相対的にみて能力「知恵」がついていく 大人になるとああでもない向でもないと考えて、結局何もできないということの方が多い。大人になるとできれば「寄り道を勧め」る(あらゆる可能性を考えてしまうから)
「成熟とは腐敗でもある」「儚い人生だからこそ大いに楽しむ」
それは老いの楽しみとなる 話し相手を見つけるのは聞き手上手になること
老いると悪い癖が出るそれは考えすぎること、若いものは考えが足らないと言う
「処世術」
人の話には耳を傾け自分から滅多に話すな
語るにたる友を離すな
金は借りてもいかんが貸してもいかん
自分に忠実であれ
財布の許す限り着るものは金を掛けるが良い(服装は人柄を表す)
「癒し」
失恋ほど人間を鍛える機会はない、心が傷つくことを恐れては、癒しどころか人間の本当の温かみもわからない、それは人間として、ともて不幸な事だ
「涙の数だけ人に優しくなれる」
相手のことを本当に思いやれる人は、自分もかつて本当に悲しんだり、苦しんだ利した経験のある人だろう。
「非常出口」 逆から読むと「口を出すは常に非だ」
「欠点は美点で補う」
相手を欠点で誤解を招かない極意は美点を見つけ出すこと
「逆境が人に与える教訓ほど麗しいものはない」
幸せしか知らないと何も掴めない 逆境を嘆いているだけではただ苦しいだけだ
「時はそれぞれの人によってそれぞれの速さで歩むものです」
嫌で辛い時は長く、楽しい時は短い だから「時」の主人になる必要がある
のんびり歩きする事
「肩書きつの人間は影法師」
肩書きがなくなった人、とはどんな人なのか 人の裏と表
「完全を求めない」
この世に人間としてして生まれてきた以上、喜びも悲しみも苦しみも、全て味あうことに意味がある。楽しさだけを選んで、苦しみからは逃げるというのは選択ではない。ただの敗北だ。
「敗北を笑う」ことができることに褒めるべきだ
歌詞で涙できることはとても人として素敵なこと
嫉妬や心変わりには理屈は存在しない