@人生の選択と判断とは人それぞれの「感じ方次第」の時代だと言う。だから「ジャッジ・フリー」(決め込んでしまう、思い込みを止める)を持ち生きることが精神的にも良い、と言う。「こうでなくてはダメ」あるいは「自分で勝手に優劣をつけてしまう」と言う思考ではストレスが溜まる世の中だ、だから柔軟思考であることが大切だ。特に「知らないことを」知らないと言えること、そうして人の話を聞くことが大事だと思う時代なのだ。だから思い込んだ自分だけのこだわりを捨て、「そう言う事もある」と見識を広げる意識が大事だ思う。
『人生に、上下も勝ち負けもありません』野村総一郎
45年間で10万人を診た精神科医が教える「老子」の言葉。「お金がある」「顔がいい」「肩書きがある」といった「上下」「強弱」で物事を見る、つまりジャッジすることをやめる。それを「ジャッジフリー」の思考といいます。
ー「ジャッジフリー」(決め込んでしまう・思い込みを止める)の思想を持つこと
・他人と比較してしまう
本当に強いのは自分の弱さに勝つこと
知らないのに知ったかぶりはよくない、知らないことを「知らない」と言えること
・つい頑張りすぎてしまう
努力を続けている人こそ目的を達成出来る
何かを成し遂げるには曲がりくねった見方もいい
自然に、無理をせず、自分に与えられた道を歩む
先を譲るという気持ち、自然体
・自分が嫌になる時
功績のために善行を積もうとする人は偽物である
所詮、物事は相対的
怒ってどれほどのメリットがあるのか、上手く行ったことはあったか
・思い通りに行かない時
弱さが最強の武器にもなる、水のように柔弱であること
足りないくらいがちょうどいいと思う
自然のまま、自然の成すがまま
ー西洋は合理的で父性的、東洋は母性的で「なんとかなるさ」の思想
ー悩む4つの心理的傾向
劣等意識(自分は弱い)
被害者意識(自分は損をしている)
完璧主義(自分は完璧であるべきが難しい)
執着主義(自分のペースにこだわる)
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