@子供を亡くした夫婦の苦難な心を開き、通じ合う事への難しさをこの映画は教える。「命の尊さ」を鳥を救うことで知る、それは親身に看病し、看病される方はそれに素直に応えることだ。 人の親切・思いを快く素直に受け入れるのは病人もそうだが老いれば尚更難しい。
『心を込めて看病してきた人を亡くし、もっと何かしてあげればよかったと悲しみ悔んでも、亡くなった方は喜びません。メソメソしているあなたを見てハラハラしていることでしょう。早く元気を取り戻してください。』瀬戸内寂聴 -
『The Starling』
スーパーに勤めるリリーと美術の先生のジャック夫婦が最初の幼児を亡くしてしまう。夫はその喪失感から精神病棟に入り、妻は仕事を続け、荒れ果てた庭を菜園にしようと奮闘する。だが、庭を占領する鳥が襲うようになり、精神的に疲労を覚える。また、毎週見舞いに行くが互いの意思疎通が出来なくなる。それは互いが我慢し、生きていこおうとしているのに、夫は妻の気遣いが気に食わない、妻は夫に妻の行動が理解しもらえない事に憤慨する。
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