@本書にあるように誰もがいつでも情報を検索、引用できるネット社会では情報のインプット力と言うものの差はなく、アウトプットへのシフトが強まるのは道理だ。昔からよく言う「相手を知る」ことから的を絞った、適切で的確な情報を自らの気付き、分析、仮説を提案できる事だと、思う。コンサルタントがよく使うような方式、パズルなどは、新たなアウトプット思考にこの自らの発想の気付き、分析、仮説を是非提言してして欲しいものだ。
『アウトプット思考』内田和成
「概要」AIに決して代替されない自分になるために。
ベストセラー『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』3部作の著者が送る「アウトプットから始める知的生産の技術」。「知的生産術の決定版。これだけでいい」
情報が氾濫する時代。「データはたくさん集めれば集めるほどいい」と考える人は多いだろう。しかし、著者はそれを真っ向から否定し、「情報収集(インプット)は最小でいい」と主張する。大事なのはむしろアウトプットから逆算し、情報収集になるべく時間をかけず、最大の成果を上げるという視点。その方法として、「20の引き出し」「デジタルとアナログの使い分け」「脳にレ点を」といったユニークな手法を紹介。リサーチにも、企画立案にも、文章執筆にも、コミュニケーションにも役立つ手法を余すところなく解説する。
「インプットを最小にして、アウトプットを最大にする」(人とは違う視点を手に入れる)
・情報のインプットはもはや評価されない(インプットが競争力を失う)
だからこそ「アウトプット」で差をつける・・・仕事の本質を見つけ出す
「仕事」と「作業」を分ける・・・時間の無駄使い
「情報」目的、目標、立場にあったものを明確にする
「目的」は意思決定の手助け・アイデアの元になる・コミュニケーションの手段になる
そのためには意識的に短時間で決める努力
自分と相手との共通点と異論点を掌握する(説得か共感か)
・「アウトプット」の変化
相手を知り尽くす・共感を生み出す
議論した上で情報の再構築、仮説+アイデアの創出
SNSでの情報発信
・ネガティブ情報の収集
気付きを得る情報(足で稼ぐ情報・現場)
人脈ネットワークの活用(専門知識・専門分野意見)
書籍・雑誌・ネット情報の活用(信頼性とアップデート)
海外の情報(企業・習慣・傾向)
情報の流れを検分
収集・発見・気付き・分析・加工・編集・発信・対話・議論・説得・脅かし
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