私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

我儘から見えるもの

2012年10月03日 22時47分34秒 | Weblog
明日は派遣会社に仕事の予約を入れている日です。

こちらから電話をして、仕事を紹介してもらえるか否か、確認しなければなりません。

制限時間は18時まで。

しかし私は電話しませんでした。

働きたくなかった。

過食衝動の姿もチラチラ見えることですし。

仕事があるならこちらから電話しなくても、向こうからかかって来る。

これまでだって、そうやって仕事を貰ったことが多々ある。

だから待つことにした。

自分で決めるんじゃなく、向こうに決めてもらう感じ。

電話の来ぬまま18時を過ぎた。

よし、働かずに済む。

そう思いました。

しかしそれが、時間が経つごとに変化してくる。

勝手なもんで虚しさというか、物足りなさも感じる。

働かなかったら空っぽじゃないか。

そんな気がしてくる。

過食衝動の姿が大きくなった気がした。

8時半ごろ、いつも通り御本尊に向かって題目を挙げる。

すると電話がかかって来ました。

派遣会社から明日の仕事の依頼です。

勤務地が私の管轄外で、遠い場所でしたが受けることにしました。

初めての現場ですが、行き慣れた現場と違って、ワクワク感があっていい。

検品とは聞いているけど、詳しい仕事内容がわかっていないから惰性感がない。

新しい出会いがあるかもしれない。

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