いやおどろきました
ってのも、私のレンタル基準はジャケット借りですから
なんの先入観も持たずに恐竜映画を見ると言った感覚だったんで
レンタル屋さんでも裏面見てないでケースから本体抜いてセットにしてきただけ
さてプレイヤーにかけたら、アルバトロスかなんかのアサイラムくらいの感覚でしたが
まずは日本の配給会社がHARKさんで、アサイラム作品でないなと安心してたら
次々と中国に映画会社のロゴが・・・
2、3社までは中国の資本で作られた作品だって思っていたら
2、3社までは中国の資本で作られた作品だって思っていたら
なんとまぁ、完全なる中国映画でした
だから言語は中国語だしって、最初に日本語音声にしておいたときに気づくべきなんですが
全くこう言った恐竜映画なんて中国では作らないって勝手な先入観があるから
気にもしてなかっただけで
いわゆる中国人が出てきて、勝手に恐竜の島に行って・・・
っていう映画で
っていう映画で

こんな感じで恐竜がCGで描かれています
いや中国映画が完全にハリウッドに寄せてきた作品と言っても良いのかな
でもそこは中国ですから
お話は明の時代から始まり、南の海に恐竜の住む島があるという噂が流れ
皇帝はそれを確かめるために、秘密警察を南の海に漂うその島に派遣した・・・
それから400年後の現代、生物学者の周万里は、調査隊とともに恐竜の住むという“幽霊島”と呼ばれる伝説の島を発見し上陸するが、
間もなく一行は連絡が途絶え行方不明に・・・
それから400年後の現代、生物学者の周万里は、調査隊とともに恐竜の住むという“幽霊島”と呼ばれる伝説の島を発見し上陸するが、
間もなく一行は連絡が途絶え行方不明に・・・
周万里の娘、周芳蕊は行方不明になった父を探すため、父の弟子である古代生物学者の陳良、サバイバル、医療、通信、セキュリティの各分野の専門家たちと捜索隊を組んで
南太平洋を移動するという“幽霊島”に向けて出航した
まもなく原因不明の電磁波の影響で外部との通信が一切取れなくなった
彼らの前に突如“幽霊島”が現れて・・・
さっそく島に上陸した捜索隊は信じられない光景を目にする、色鮮やかな古代蝶の群れや、ゆっくりと歩き回る恐竜たちなど、
さっそく島に上陸した捜索隊は信じられない光景を目にする、色鮮やかな古代蝶の群れや、ゆっくりと歩き回る恐竜たちなど、
既に絶滅したはずの古代の生物たちが次々と目の前に現れるのだった
驚くことに、ここいらの描写はもう映画の最新テクノロジーとしてはハリウッド映画と全く遜色ないというか、蝶が飛び交うシーンなどの色彩感覚はハリウッドを凌駕してるかも知れない
そしてそんな中で生きてる周万里と出会うのであった
調査隊の一員で周万里の弟子である陳良が恐竜の卵と博士の研究資料を盗み
それを元に巨万野富を得ようとするのだが
恐竜は自分の卵の匂いを嗅ぎ分けて取り返しにくるんですが
そこは恐竜ですから人間の善人悪人に区別がつかずに闇雲に襲ってくるわけで
最後に悪人は天罰なんですが、恐竜に襲われた主人公たちは
恐竜を倒すわけで・・・
人間の身勝手で親として取り返しにきた恐竜を自分たちのいのちを守るためにやっつけるという
まさに人間の身勝手な論理で結末を得る作品
そこに現代中国の身勝手なあり方を見つけてしまったって言っても良いのかな
って言うような作品でした。
2020年製作、中国語映画(日本未公開作品)
ワン・シン監督作品
出演:リー・ニン、ワン・ワンチョン、ジョウ・ルイ、リー・イークン
