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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ジュラシック・アイランド

2020-10-03 23:47:12 | アジア映画
いやおどろきました
ってのも、私のレンタル基準はジャケット借りですから
なんの先入観も持たずに恐竜映画を見ると言った感覚だったんで
レンタル屋さんでも裏面見てないでケースから本体抜いてセットにしてきただけ
 
さてプレイヤーにかけたら、アルバトロスかなんかのアサイラムくらいの感覚でしたが
まずは日本の配給会社がHARKさんで、アサイラム作品でないなと安心してたら
次々と中国に映画会社のロゴが・・・
2、3社までは中国の資本で作られた作品だって思っていたら
なんとまぁ、完全なる中国映画でした
だから言語は中国語だしって、最初に日本語音声にしておいたときに気づくべきなんですが
全くこう言った恐竜映画なんて中国では作らないって勝手な先入観があるから
気にもしてなかっただけで
いわゆる中国人が出てきて、勝手に恐竜の島に行って・・・
っていう映画で
こんな感じで恐竜がCGで描かれています
 
いや中国映画が完全にハリウッドに寄せてきた作品と言っても良いのかな
でもそこは中国ですから
お話は明の時代から始まり、南の海に恐竜の住む島があるという噂が流れ
皇帝はそれを確かめるために、秘密警察を南の海に漂うその島に派遣した・・・
それから400年後の現代、生物学者の周万里は、調査隊とともに恐竜の住むという“幽霊島”と呼ばれる伝説の島を発見し上陸するが、
間もなく一行は連絡が途絶え行方不明に・・・
 
周万里の娘、周芳蕊は行方不明になった父を探すため、父の弟子である古代生物学者の陳良、サバイバル、医療、通信、セキュリティの各分野の専門家たちと捜索隊を組んで
南太平洋を移動するという“幽霊島”に向けて出航した
まもなく原因不明の電磁波の影響で外部との通信が一切取れなくなった
彼らの前に突如“幽霊島”が現れて・・・
さっそく島に上陸した捜索隊は信じられない光景を目にする、色鮮やかな古代蝶の群れや、ゆっくりと歩き回る恐竜たちなど、
既に絶滅したはずの古代の生物たちが次々と目の前に現れるのだった
 
驚くことに、ここいらの描写はもう映画の最新テクノロジーとしてはハリウッド映画と全く遜色ないというか、蝶が飛び交うシーンなどの色彩感覚はハリウッドを凌駕してるかも知れない
そしてそんな中で生きてる周万里と出会うのであった
調査隊の一員で周万里の弟子である陳良が恐竜の卵と博士の研究資料を盗み
それを元に巨万野富を得ようとするのだが
恐竜は自分の卵の匂いを嗅ぎ分けて取り返しにくるんですが
そこは恐竜ですから人間の善人悪人に区別がつかずに闇雲に襲ってくるわけで
最後に悪人は天罰なんですが、恐竜に襲われた主人公たちは
恐竜を倒すわけで・・・
人間の身勝手で親として取り返しにきた恐竜を自分たちのいのちを守るためにやっつけるという
まさに人間の身勝手な論理で結末を得る作品
そこに現代中国の身勝手なあり方を見つけてしまったって言っても良いのかな
って言うような作品でした。
 
2020年製作、中国語映画(日本未公開作品)
ワン・シン監督作品
出演:リー・ニン、ワン・ワンチョン、ジョウ・ルイ、リー・イークン
 
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暗数殺人

2020-10-03 21:01:12 | 韓国映画
10月2日にDVDリリースされた、日本でも劇場公開された韓国映画
殺人鬼と刑事とのお話
ってことっで、韓国映画が好んでプロットに使うおバカ警察映画からは逸脱してはいますが
キム・ユンソク演じる刑事キム・ヒョンミンは麻薬課の刑事
手駒に使ってるSから、情報を持ってる男としてチュ・ジフン演じるカン・テオと情報をもらってる時に
突然殺人課の刑事の急襲を受けてテオは恋人殺しで、その場で逮捕されるが
先に言っちゃいますが、チュ・ジフンという殺人鬼カン・テオを演じてる俳優さんが実にいい
ってベテランの域にいるキム・ユンソクを完全に食ってる作品
ってプロット的にもですが
 
敢えて麻薬課刑事ではあるものの、ヒョンミンは実家がある程度お金持ちのようで
情報料ヲ要求するとともに、過去に自分が犯して
未だ世に出ていないというか露見してない殺人事件を7件も告白してしまう
刑事的に暗数事件の解決することになぜか人一倍萌えるヒョンミン
多分にテオの尊大な態度と人をおそれぬ小馬鹿にした態度が気に入らなかったんでしょうが
 
警察も焦ってしまったのか、殺人罪の証拠を捏造して起訴して20年の刑を勝ち取るが
ヒョンミンは刑務所にテオに呼ばれて実際の証拠品のありかを告白し
本当に証拠品が出てきて、立証された関係でテオは5年減刑されてしまう
麻薬課から殺人課に転勤させられ
テオが告白した7件の専従捜査にあたるヒョンミン
子の時部長さんだか署長さんだか警察は暗数事件を捜査しても点数にならず
顕現してる事件を解決せよみたいなことを・・・
ここいら韓国の警察らしさはやっぱ表現されてはいますが・・・
 
映画の冒頭で事実をもとにしたって出てきましたが、つい10年ほど前のお話なので
最後にテオが刑務所で自殺したって出てくるので、関係者死亡ということでようやく映画化されたようですね
こう言った事実をもとにしてるのは、関係者が生きてる間には映画化されないって言ういう不文律があるようですね、世界的に・・・
 
テオによって翻弄され尽くすヒョンミン、尽く空振りで、唯一女性の下半身の白骨死体だけは発見できたものの、それ以上何も出てこないんですね
でもって、裁判自体がテオに味方して
ヒョンミンは交番勤務no巡査にまで格下げになり
テオが勝ちかって言う展開が
でも、あることからひっくり返されて・・・
 
ある意味テオとヒョンミンとの会話劇みたいに進んでいく映画でもあるんですが
これが結構面白いんですね
やっぱ韓国映画の映画製作に関してのエンターテインメントは
見てるこっちを映画野物語世界に引き込んでいきますね
これからも韓国映画から目が離せない
 
2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・テギュン脚本・監督作品
出演:キム・ユンソク、チュ・ジフン、チン・ソンギュ、ムン・ジョンヒ、ホ・ジン、ウォン・ヒョンジュン、キム・ヨンウン
コメント (2)
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Let’s 昇天寺

2020-10-03 17:30:42 | ピンク映画
コンマビジョンから平成ロマンポルノシリーズとしてDVDリリースされてる
エクセスフィルム製作のピンク映画ですね
ブログの消化作品として見てみましたが・・・
この作品実は表題はDVD化でのタイトルで
2002年の劇場公開時には「昇天寺 後家しゃぶり」だったようで
劇場での再映では「未亡人の寺 夜泣き部屋にて…」と改題されてるようですね
 
個人的には出演されてる三人の女優さん星李沙、林由美香、美里流季のうち
林由美香さんしか知らないんですが
男優陣が竹本泰志、吉田祐健と、さらに色ボケ住職の町田政則とかなり演技派を揃えてて
それに対抗できるんは林由美香さんしかいないと言った印象を受けてしまうんですよね
吉田佑健自体甲州屋っていう酒屋なのに変な関西弁で終始していて
竹本泰志自体は実直な銀行員を演じ切って、町田政則のエロ坊主をお二人が引き立てているんですよね
 
そして現代の駆け込み寺昇天寺とは、女が己野肉体を提供することで
全員が大金野恩恵に預かるという
町内婦人会の会長さん美里流季は肉体提供との引き換えに金に困ってる女を紹介するだけで大金を
ヒロインの星李沙は、死んだ夫から受け継いだ借金まみれで銀行から差し押さえ寸前にあるバーの借金をチャラにするほどの
林由美香さんはブランド品を購入する100万ほどのお金を
たった一回のセックスで得られるって
この寺どんだけ収入があるんでしょうか
 
そんなこんなで住職とエッチすることでヒロインはオットの呪縛から解放され
竹本と晴れて・・・
っていう寸法の作品
特にどうってことのない女優さんにあんま恵まれていないピンク映画だったが
ピンク映画としての本質は外してはいない作品と言えるのかな

切り口の違う記事は コチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
坂本太監督作品
出演:星李沙、林由美香、美里流季、竹本泰志、吉田祐健、町田政則
 
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