日本映画専門チャンネルでは、東映チャンネルとの共同企画で
高倉健からもう4年もう続いているんですね
この共同企画
今月から4ヶ月で“四人の姐さん”という企画で
10月は岩下志麻さん、
11月は江波杏子さん、
12月は梶芽衣子さん、
トリの2021年1月は藤純子さんということで
今月は岩下志麻さんということで五社英雄監督の「鬼龍院花子の生涯」野東映作品と松竹のこの「陽炎」の二本ですが、どちらも主演とは言えない岩下志麻姐さん
「鬼龍院」とは違ってこの「陽炎」では、ほんの顔出し程度だった
主演はこの人

1991年の作品ですので、実にお若いですが
ソフトバンクの白戸家野お母さんである樋口可南子さん
わたしの記憶ではヌードになってたような記憶はあるんですが
菩薩の刺青の背中ヌードがもうオープニングからあるんですが
背中ヌードのみ
鏡に映ったおっぱいチラっていうシーンだけでしたね
っていうか、東映や大映の女博奕打ちをたくさん見てるからでしょうか
樋口さんの女渡世人というか胴師って、さほど画面から渡世の垢はあんまり感じられなかったかなぁ
ってことでこの作品自体樋口さんの作品ではあるものの
主演はある意味仲代達矢さんの映画といっても過言ではなかったような・・・
この時代松竹で製作される作品のほとんどが奥山知由三プロデュース
この映画もやっぱ彼だったんですね
脚本は高田宏治さんだったから、女渡世人映画として体はなしてはいるんですが
樋口さんが女渡世人になり切れてなかったのか、五社監督が渡世人感を出しきれんかったんか
それにしても贅沢なキャスティングですよね
丹波哲郎、岩下志摩などほんの顔出し程度、高品格さん、じつにいい役だったなぁ
川谷拓三さんも良かったし
って悪役にんと白竜さん、まだ迫力なかったなぁ
一番迫力あったのはかたせ梨乃姐さんだったかな
クライマックスでは着物で樋口さんとのキャットファイトヲ見せてくれてるし
スタントなんでしょうかお二人で組んだままでの階段落ちまで・・・
なんと最後では

こんなカットから聖飢魔Ⅱの主題歌「紅い玉」って
絶テェ任侠作品じゃねえよなぁ・・・
切り口の違う記事はコチラ
1991年製作、日本映画、松竹作品
五社英雄監督作品
出演:樋口可南子、荻野目慶子、本木雅弘、かたせ梨乃、岩下志麻、岡田英次、川谷拓三、竹中直人、高品格、川地民夫、清水ひとみ、沢竜二、うじきつよし、白竜、仲代達矢
