日本映画を積極的に見ていこうっていう企画で見た映画
って言ったらカッコええやろうけども、実は6月にリリースされてて
流石に手に取る勇気がなかった作品
っていうか、だいたい見なくても生理的にこれは私には受け付けにくい作品だろうっていうキケンな匂いが漂ってきていた作品だったんだけど
一本400円がほぼ半額になるセットに一本がどーにも見つからなくて
先に書いたように危険な匂いがするもののレンタルして来ちゃいました
って事で正直言って、よう分からん作品だった
時制を現代と高校時代と行き来し、過去を改装することで現代の自分の閉塞した生活から抜け出そうってする作品だったんではないか
っておぼろにそう見てしまったんですが
ラスト霊柩車の棺の中から生き返って全裸踊りしまくり
なみだにくれた高校時代の友人たちは、思いっきり佐々木コールしてるとこで終わる
これって佐々木は生きていたのか?これは主人公の幻想なのか
はっきり言って私には読み取れなかった
けど、反芻してみるに、佐々木の死を佐々木の彼女さんから知らされて
東京に出てきてる友人と分かれた元カノと急遽故郷に車を走らせ
地元で高校生時代に憧れの彼女と結婚までしていた普通に成功してる友人と佐々木の家に行くと
佐々木の彼女が警察とが救急車とかが先なんでしょうがそれらは呼ばずに
とりあえず・・・
連絡は友人たちにっていうセリフがあって
連絡は友人たちにっていうセリフがあって
さらにガンだったっていうことを知らされ、動かない佐々木を見て彼との思い出にふけるものの
高校時代に父親は死んでおり、誰も親戚おらんから葬儀とりあえずって
もう翌日出棺って・・・
リアルにありえんだろう、死亡判定されずに葬儀出棺ができるわけが現状日本でありえない
でもなぜかもう翌朝には出棺できるって・・・
これは完全に佐々木が仕組んだことでは
これは完全に佐々木が仕組んだことでは
って私が思ってしまったことで、主人公の東京での閉塞した生活を打破させようって佐々木が打った一芝居としか思えなくて
東京で佐々木自身もうヤクザというかプーな生活者ではあるんですが
高校時代一歩引いて彼ができてなかったことを、なんと成し遂げていたことからも判断でくるんですよね
本当に私の解釈でもこの映画は成立できてるし
幻想であっても成立しうるような作品展開ですし
よくわからなかったっていうのはそういうことでして
個人的にはよく2時間寝落ちせずに見てられたってことで自分自身を褒めてあげたい
2020年製作、日本映画、佐々木、イン、マイマイン作品
内山拓也共同脚本・監督作品、細川岳原案・共同脚本・出演
出演:藤原季節、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、三河悠冴、河合優実、井口理、鈴木卓爾
