ダイアローグが英語だったんで、アメリカ映画だと思って最後まで見ていまして
見終わった後にいつものように調べたら、なんと南アフリカ映画だったんですね
まるっきりアメリカンB級テイストなホラーバトルロワイアル映画だった
それなりにグロシーンもあるし、何せ全員爆弾とタイマーつきの鉄製ベスト着装刺せられて時間が来たら爆発するから、人を殺してそいつからタイムを奪えば生き残っていけるって言う斬新な殺し合い映画
そして殺し合うのは高校を卒業し、その祝宴パーティに森に集まった9人の悪ガキ男女9人
奇数ではあるんですが、カップルになってる連中がほとんどで
高校時代を振り返っていたら、突然催眠ガスを撒かれて意識を失っている間に
制限時間のある爆弾ベストを身につけさせられ、最後の一人にになれば生き残れるからという“バトルロワイヤル”を有無を言わさずにやらされるだけ
誰かが死んだ時に一番近くにいた人がその死んだ人間の残り時間をそのままもらえる寸法ということだけ知らされて
誰かが死んだ時に一番近くにいた人がその死んだ人間の残り時間をそのままもらえる寸法ということだけ知らされて
仕掛けた元担任は自殺してしまい、みんな蜘蛛の子を散らすようにバラバラと逃げていく
どうやら担任だった人間はこの9人にかその中の誰かに息子を殺されたようで
その復讐にこのシステムとバトルロワイアルを計画したんですが
催眠ガス撒くくらいなら
どうせ自殺するんですから毒ガス撒いた方が敵討ちとしては確かだと思うんですが
そいじゃ映画にならないわけで・・・
このシステムだと必然的に多くの人を殺したら生き延びられる設定、そして恋人だったモノたち、
友人だったモノたちの人間性が同時に暴露されて
誰もが己の生き残りのためには今まで乃恋ごころ
友情って人間は究極の極限状況に置かれて自分の命がかかると
かほど自己中心主義に変貌するのかっていうとこが
この映画のテーマだったんでしょうね
そんな見苦しい人間の本性がそれぞれ露見していく様は別な意味で面白かった作品
ただ、たった一夜と舞台が深い森の中って事で画面は見にくく
またそれぞれのキャラクターも殺して生き残っていくたびに血糊を浴びたり泥だらけだったりで
もう最初に注意して人物をしっかり整理しておかないと誰が誰だかわかんない
けども殺し殺されるとか爆破とかの描写が肝ですから
誰と誰が今話しているのか顔も名前も全く分からないまま見て行くのが難点と言えば難点ですが・・・
94分とちょうどいい尺でしたし、最初見てる時にはちょい美人度高かったような気がしたけどいつのまにか誰が誰だかわかんなくなってました
94分とちょうどいい尺でしたし、最初見てる時にはちょい美人度高かったような気がしたけどいつのまにか誰が誰だかわかんなくなってました
2020年製作、南アフリカ映画
アラスター・オア脚本・監督作品
出演:ライネ・スワルト、ラッセル・クラウス、リーズル・アーラース、スティーヴン・ジョン・ウォード、キャメロン・スコット、ペイジ・ボニン、ショーン・キャメロン・ミッチェル、クレイグ・ウルバニ
