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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ゲームオーバー

2021-08-11 22:58:01 | 洋画未公開
ダイアローグが英語だったんで、アメリカ映画だと思って最後まで見ていまして
見終わった後にいつものように調べたら、なんと南アフリカ映画だったんですね
まるっきりアメリカンB級テイストなホラーバトルロワイアル映画だった
それなりにグロシーンもあるし、何せ全員爆弾とタイマーつきの鉄製ベスト着装刺せられて時間が来たら爆発するから、人を殺してそいつからタイムを奪えば生き残っていけるって言う斬新な殺し合い映画

そして殺し合うのは高校を卒業し、その祝宴パーティに森に集まった9人の悪ガキ男女9人
奇数ではあるんですが、カップルになってる連中がほとんどで
高校時代を振り返っていたら、突然催眠ガスを撒かれて意識を失っている間に
制限時間のある爆弾ベストを身につけさせられ、最後の一人にになれば生き残れるからという“バトルロワイヤル”を有無を言わさずにやらされるだけ
誰かが死んだ時に一番近くにいた人がその死んだ人間の残り時間をそのままもらえる寸法ということだけ知らされて
仕掛けた元担任は自殺してしまい、みんな蜘蛛の子を散らすようにバラバラと逃げていく
 
どうやら担任だった人間はこの9人にかその中の誰かに息子を殺されたようで
その復讐にこのシステムとバトルロワイアルを計画したんですが
催眠ガス撒くくらいなら
どうせ自殺するんですから毒ガス撒いた方が敵討ちとしては確かだと思うんですが
そいじゃ映画にならないわけで・・・
 
このシステムだと必然的に多くの人を殺したら生き延びられる設定、そして恋人だったモノたち、
友人だったモノたちの人間性が同時に暴露されて
誰もが己の生き残りのためには今まで乃恋ごころ
友情って人間は究極の極限状況に置かれて自分の命がかかると
かほど自己中心主義に変貌するのかっていうとこが
この映画のテーマだったんでしょうね
そんな見苦しい人間の本性がそれぞれ露見していく様は別な意味で面白かった作品
 
ただ、たった一夜と舞台が深い森の中って事で画面は見にくく
またそれぞれのキャラクターも殺して生き残っていくたびに血糊を浴びたり泥だらけだったりで
もう最初に注意して人物をしっかり整理しておかないと誰が誰だかわかんない
けども殺し殺されるとか爆破とかの描写が肝ですから
誰と誰が今話しているのか顔も名前も全く分からないまま見て行くのが難点と言えば難点ですが・・・
94分とちょうどいい尺でしたし、最初見てる時にはちょい美人度高かったような気がしたけどいつのまにか誰が誰だかわかんなくなってました
 
2020年製作、南アフリカ映画
アラスター・オア脚本・監督作品
出演:ライネ・スワルト、ラッセル・クラウス、リーズル・アーラース、スティーヴン・ジョン・ウォード、キャメロン・スコット、ペイジ・ボニン、ショーン・キャメロン・ミッチェル、クレイグ・ウルバニ
 
コメント (2)
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愛欲の街角

2021-08-11 18:24:07 | 洋画未公開
最近はこう言った洋モノのエロチック作品にお目にかからなくなって久しい
っていうのも、月一くらいにリリースされてはいるようですが
私が現在使ってるTSUTAYAさんは日本のエロチックOV含めてこう言った作品は一切導入されない
店内にはオーヴァーザ暖簾のコーナーがあるのにねぇ
この矛盾はなんなんだろう
って事で日本のエロチックOVや洋ピンをたまに導入してくるGEOさんで導入されたものしか見られない
特に衛星放送でも洋画チャンネルには全く登録しておらず
千載一遇のチャンスでのめぐり合いを逃したら永遠に見られないと言った状況ですね
 
ってことで今月は、このブラジル映画、
原題は「30 Anos Blues」 (”30歳ブルース“とでも訳せばいいのかな?)
って事で、舞台はブラジルのある地方都市、はてなき夢を抱いてリオに出て行ったアンドレとジエゴの若者二人が主人公ですが
アンドレはリオで夢である映画を一本製作監督して、そのあとは資金に困り
先が見えなくて故郷に帰って恋人と同棲しつつ
若い頃と違い彼女へのセックスにも感興がわかなくなりつつあるものの
完全なるヒモ状態です
 
そこへ5年ぶりにクラス会があるからとジェゴが帰ってくるが、彼も都会で夢破れ故郷に帰って実家に居候の有様
どうも30すぎて実家にご厄介になってる男はブラジルでは一人前の男はと見なされないようですが
クラス会で昔の恋人日本出会い、彼女に物理の高校の先生と言う婚約者がいるにも関わらずに
焼け木杭に火がついてということで再び体を重ねてしまう
 
30歳になって10代、20代とは違って分別なく物事に突き進んで行ってた頃が懐かしいものの
アンドレは恋人とのセックスに飽き足らず他の女に手を出して、彼女とのセックスに溺れていく・・・
ジェゴとのセックスに昔を思い出し物理教師との関係にウザさを感じてしまう女
 
分別がつくはずの30歳と言う節目の男女の性と心の模様を活写しつつ
揺れる男女のこれからへの不安と曖昧さを克明に描いていく
そんなアンドレとジェゴを演じてる監督:ディダ・アンドラーデ、アンドラジーニャ・アゼヴェードの二人が共同で脚本を書き監督した作品
 
ブラジル映画ですので大胆な性描写が直截的すぎて女優さんたちも、ほとんど抵抗もなくfull frontal nudeでの出演でして
アルバトロスはボカシかけまくりでしたので今回はここでの記事のみです
 
2019年製作、ブラジル映画
ディダ・アンドラーデ、アンドラジーニャ・アゼヴェード脚本・出演・監督作品
 
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