MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

実録安藤組 襲撃篇

2021-08-12 23:28:46 | 邦画
東映チャンネルではOAされてはきてるんで、封印映画ではないようですが
どうして今まで(2021・8・4)パッケージ化されなかったのか
わからない作品
これと同じ内容で安藤昇主演で逃亡中の女たちとセックスしまくる作品「安藤昇のわが逃亡とSEXの記録」はパッケージ化されてるのに
一体何が・・・
って思っていたんですが、なんとこの8月に今までパッケージ化されてなかった「博奕打ちいのち札」、「博徒七人 」なんかと急激にソフト化されてリリースされまして
6本ほど購入してきましたが「博徒七人」の続編である「お尋ね者七人 」のリリース何ないのはちょっと不満ですが
そしてあのカルト作品「怪猫トルコ風呂」も9月にリリースされるようですね
一体どうしちゃんたんでしょうか東映さんは
 
ってことで東映が70年代に“実録安藤組”三部作として安藤昇を主演に作った作品の第二作目がこの作品
東映チャンネルで見るか、ミニシアターでの特集上映でしか見られなかったけど
これでいつでも見られるんですね
三部作では時系列を重視して、安藤組が横井英樹氏を襲撃し
警察に追われる姿を克明に
ってももちろん安藤昇の視点で描いた作品
 
横井英樹をなぜ、襲うことになったのかその理由もしっかりと描いてるし
襲った後の安藤組の組長と組員たちの闘争劇も当人の視点から描いてるので横井英樹事件の真相もわかる
安藤昇自身だけ本名で、これまた当人が当人を演じると言う全く不思議な感覚の映画
さらに言わせてもらうならば
安藤自身が安藤昇を演じてるので、
本人だけ実名ですが、それ以外は安藤組組員全員仮名でしたし
被害者横井英樹も当時のT電鉄社長強盗とあだ名されたお方の全て加害者側も被害者側もみんな仮名ですから
 
この作品だけ封印作品のようにソフト化されてこなかった理由が全くわからないねぇ
でもまぁ面白かった、ただただ女たちの元を転々と逃げてるだけの映画なんですがね
今度この女たちとのセックスに焦点を当てた方の作品も見てみよう
 
1973年製作、日本映画、東映作品
佐藤純彌監督作品
出演:安藤昇、丹波哲郎、梅宮辰夫、郷鍈治、堀田真三、藤山浩二、小林稔侍、八名信夫、水島道太郎、深江章喜、中丸忠雄藤浩子、中村英子、藤浩子、光川環世、小林千枝、鹿沼エリ
 
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パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件

2021-08-12 19:14:25 | 洋画未公開
個人的にはレンタルDVDの冒頭に10分以上ついてるトレーラーは
最初の一本だけ見て、あとはスキップしちゃうんですが、
ほとんどのアルバトロス作品の冒頭トレーラーがこの作品で
2002年にモスクワの“ドブロフカ・ミュージアム”にチェチェン独立派武装勢力が起こした人質占拠事件を描いた作品であると知って
さらにジャケットが実にいい
ってことで、ロシア政府が人質何するものかと言ったテロに徹底した作戦で特攻かけ最終的に人質200
人くらいとテロ軍団43人殺傷してるってことくらいは認識しているんで
それなりにアクション映画だと期待して観たら
完全に外された作品だった
 
って事で“ドブロフカ・ミュージアム”事件をモチーフにした、完全なるフィクション作品
そうですよねこのは事件ロシア政府はテロ許しまずと言ったことから
人質の命は顧みずと言った作戦行動とってますから
事実を元に作れるわけもなく
ある高校のリタイア歴史教師の誕生日に卒業生たちが全員集まって劇場招待した形を取っており
現役元同僚とかも登場させるは
校長も出てきたりする映画で、チェチェン側は外国人とイスラム教徒は解放して
 
ロシア側は劇場の周りを囲むだけで、いち早く人質事件を察知した
校長の旦那さんで休暇中の軍人さん一人が中に潜入して
敵を倒しつつ・・・
って言う単発アクションはあるものの
映画的にはテロの現場リーダーと元歴史教師との民族紛争、宗教論を延々と語り合う会話劇だったんですね
民族問題とイスラム、キリストの宗教論とか東洋人の私には全く聞いても理解できない内容でして
こっちが勝手に思っていたんと完全に違う作品でしたし
 
ロシア人だけを人質にしてチェチェン独立派武装勢力の兵士は意気揚々としてるんだけど、
その裏ではあるロシアの高級官僚だか大臣が、一人の隊長の個人的なお金設けのためだけに拷問を受けてて
兵士はその事何も知らんと働かされていたって言うオチつきでして
こんな会話劇での2時間20分はキツいって言う
まさかな映画でした
 
トレーラーで池上彰さん云々ってスーパーでてきますが
担がれた池上さんも苦笑するしかなかったフィクション作品でしたねぇ
 
2018年製作、ロシア映画
アレクセイ・ペトルヒン製作・脚本・監督作品
出演:イリナ・クパチェンコ、イリナ・アルフェロヴァ、アンドレイ・メルズリキン、ミクハイル・エブラノフ、アナ・チュリナ、エレナ・ザクハラワ/、イワン・ココリン、オレグ・タクタロフ、イゴール・ジジ
 
 
 
コメント (2)
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