MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

義父の愛戯 喪服のとまどい

2021-08-09 23:06:10 | ピンク映画
2002年製作のOP映画ピンク映画ですから、60分の尺に3人の女優さんの濡れ場がきちんと設けられています
っていうか、このタイトルから見る前は夫を亡くした若妻の性を義父が満たしてくれると言ったお話だと思って観たのですが
このタイトルはDVD用のタイトルとリバイバル公開でのタイトルでして
初演の劇場公開時のタイトルは「喪服をまとう 艶肌の女」とか、これまた上に書いたような内容の作品と思えるんですよね
 
いやまずは義父の葬儀から映画は始まります。
そこにヒロイン保子(矢藤あき)のセフレ邦明が香典の整理も済みと
客が置いて行った花束を持ってきて
なんと邦明はその場で彼女にプロポーズして保子の喪服を脱がしにかかるのである、
保子の夫は4年前から行方不明になってて、邦明は役所では3年行方不明なら離婚の対象になるというが
 
なんと4年前から行方不明だった夫祐一が父親の死を知り遺産目当てで帰ってきた。義父と口約束で遺産を相続することになっていた保子は身勝手な祐一に怒りながらも、欲情に負けて彼に抱かれるのだったが祐一は遺書がないから、保子に遺産は渡らないと言ってのける
翌日、保子は邦明と密会し、夫が帰宅したことを話し、離婚が成立するまで待って欲しいと言い、財産分与したお金で邦明の夢である会社を興そうと誓い合った。
 
祐一が父親行雄の遺産を探していると、洋装の喪服に身を包んだ仁美(あらい琴)が訪ねてきた。
彼女は義父行雄が愛人に産ませた娘だと名乗り、彼女もまた遺産目当てだったのだが、仁美は祐一の愛人で一芝居打って乗り込んできたのだった。
二人の情事を覗き見てしまった保子は見つかり、彼らに縛られ、鞭打たれさらに利尿剤を飲まされて遺産を放棄するという覚書にサインさせられた
 
そこに今度は弁護士と名乗る陶子(葉月螢)と言う女が現れて、祐一の悪事を全て調べ上げており祐一と仁美は完全に遺産放棄させられてしまうのだった

ところが、なんと邦明と陶子とは愛人関係だった。ベッドで激しくセックスしながらもうじき行雄の財産を保子から騙し取られると笑い合うのであった・・・
 
なんと死んだ義父の財産をめぐるお話だったんですね
夫のいない間に義父行雄との性交シーンが回想として挟まれており
十分に保子には財産を受け取る権利はあるものの、なんと今度は本当の弁護士が現れて財産全てボランティア施設に譲渡されること飲まされて遺書が読まれて
 
死んだ義父の財産をめぐっての男女の色と欲を描いた60分
ただし神さまは行雄の性を満たしてくれてた保子の見方だった
って言うお話
いやはや60分によくまぁこんだけ詰め込んだものだと感心するばかりでした
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、OP映画作品
加藤義一脚本・監督作品
出演:矢藤あき、あらい琴、葉月螢、久須美欽一、平川直大、丘尚輝
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦

2021-08-09 17:26:11 | 洋画未公開
早くもあの作品がアサイラムで、完パクで登場してきました。
ジャケットからして、本家○パク、
 
申し訳ないと思うというよりは、○パクですから
知的肖像権というか著作権侵害で告訴されたらあかんと本家とは左右別にしてるとこでしょうか
って実は本家の方も、アメリカ政府から散々知的肖像件侵害とか著作権侵害で問題にされてる中国資本100%で作られてる作品って、みんな知ってるんだろうか
2019年製作の前作「ゴジラ キングオブモンスターズ」からゴジラ映画の製作はレジェンドピクチャーズが当たってて
この会社コロンビア映画がバブル期にSONYに100%出資会社になったのと同様
資金繰りに難航しレジェンダリーピクチャーズは中国企業に100%で買収された会社
って事で一時期親会社的な存在であり、レジェンダリー作品を100%配給していたワーナーも手を引いていたんですが
作品的に興収が認められてワーナーも再びレジェンダリー作品を配給する様になり
 
ゴジラもワーナー配給作品になってます
日本の宝を中国が持っててしまった感が否めませんが、前作も今作の「ゴジラvsコング」も東宝さんがゴジラの版権手放してないと証明するかのように東宝のロゴが映画オープニング前に出てきてるのが救いですね
海外製作の『ゴジラ映画』から東宝さんのロゴが消えたら・・・
ゴジラは中国のモノになっちゃうんですよね
したがって一応作品はコレクションしてるんですが、個人的には未だ見てませんレジェンダリーゴジラ作品は・・・
 
ってジャケットの酷似からお話がそれましたが
このアサイラム作品なんと原題まで「APE vs MONSTER 」ってもうケツ完全にまくってる
ここまで来れば見事としか言いようがないけども
アサイラムお金そんなにないからねぇ
いくらCGとは言えモンスターたちをあんまり前面に出してこないで
最近アサイラムのオマージュ作品でしかほとんど見かけなくなったエリック・ロバーツ以下名前も知らない女優さんたちの会話劇だけで8割尺を使ってる
 
まずは“APE”こいつはまんま”猿“ってか“チンパンジー”
6年前にロシアと一緒に猿一匹乗せて宇宙に打ち上げ行方不明になってた探査衛星が何故か地球に帰還してくる
衛星に搭乗させたチンパンジーはなぜかこんなに巨大化して戻ってきた
 
探査衛星からチンパンジーは逃げ出し
そこに偶然いた”蜥蜴“が、衛星に付着していた宇宙物質を舐めてこれも巨大化してしまい
なんと列車を襲うのである
 
この二匹がなんとワシントンで遭遇し
って言う寸法なんですが
それにこの猿を打ち上げたアメリカとロシアの女性科学者と国家安全保障省のエリック・ロバーツ長官が絡んできて
最終的にvsですからチンパンジーと巨大化した蜥蜴は戦うんですが
物語はそんな単純ではなく、実はこれら巨大化したチンパンジーと蜥蜴は宇宙人からの信号で操作されてて
って言う宇宙人の地球侵略みたいなお話まで絡んできて、本家とは別モンだよってアサイラムは大手を振って見せてくれるけど
あまりにも呆気なくチンパンジーが蜥蜴を倒してしまう
お金がないんですねぇ
 
しかし、ここまでケツをまくれるアサイラムはやっぱすげえよな
これからもバカにせずに敬意を持ってアサイラム製作のオマージュ作品を見ていこう
 
2021年製作、アメリカ映画
ダニエル・T・ラスコ監督作品
出演:エリック・ロバーツ、アリアナ・スコット、ケイティ・セレイカ、シェイン・ハーティガン、ナレク・キラコシアン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする