先に見た「蛇王 キング・オブ・スネーク」とこの作品で一対を為しているんでしょうか
っていうのも先に見た「蛇王」では主人公の名前が”木生“でしたが、こちらはタイトル通り
水にすむ水猿って言うジャケットに描かれているモンスターと対峙する主人公の名前が”水生“って言うんですね
ただ蛇の方はCG多用の作品となっていましたが、
こちらの作品のモンスター水猿はなんと着ぐるみと言ったアナログ的な作品でしたねぇ
そんな違いはあるものの配給会社も中国の製作会社も一緒だし
ある意味水中のモンスターと陸の大蛇と主人公の役名が木と水と完全に対になってるんですよね
そう水神として村人たちに崇め恐れられている水猿に目の前で父を殺された水生
そして10年後・・・
水辺で首の無い死体が見つかると“水神さまにちげえねぇ”と長老は水神様に生贄を捧げようと、主人公の水生が密かに思いをよせている肉屋の娘香蘭を選ぶ
肉屋の父親は激怒して水の中で大暴れするものの水神様は姿を見せない
そうなんです「大蛇」はもう最初っからその姿を現して大暴れして人びとを殺しまくるんですが
こちらのモンスター水猿は、こう言ったモンスターパニック映画の定石通り
彼が殺した人々に無残な姿は見せるものの
まぁなんとクライマックスになるまで姿を見せてくれないんですね
って見せたらがっかりな着ぐるみでしたけど(笑
でも強いんですよね、人間が主人公が数人がかりで挑んでも跳ね除けてしまうほど強い
ここいらの闘争シーンはやっぱアナログでのワイヤーアクションでしたねぇ
なかなか姿を見せないとこは王道の展開だったし
主人公も絶対ヒーローではなくて普通の人間であんま強くない
さらに恋心自体もほのかなものでして・・・
ま、一応は彼水生が最終的には水猿の首を取るには取るんですが・・・
ついでに父親の敵討ちも済ませて
ついでに父親の敵討ちも済ませて
ある意味青年の成長物語でもあったようですね
個人的にはこっちよりは「大蛇」の方が派手で面白かったかな
だってねぇモンスターが子の時代着ぐるみって・・・
2019年製作、中国映画(日本未公開作品)
シアン・チウリアン、シアン・ホーション脚本・監督作品
出演:リュウ・リンチョン、ジュ・リーラン、シェ・イー、リー・ガオジー、ワン・ホンチェン、ラ・スーホン、ワン・ジャングオ
