美容室へイクっ！〜童貞卒業物語〜

これも未見の山から山岸逢花さんのDVDと一緒に見つけ出した作品

中古で購入したらしくいわゆる中古販売での未開封作品でした

惜しくもAV業界からとうの昔に卒業され,

これからって言ういう時にコロナ禍でOVにも出演されなくなった七海なな(ななうみなな）さんの2013年の作品ですが

 

最近よく知らないんですが、レンタル屋さんに行くとレンタルして見るわけではないもののピンク映画やエロチックOVの女優さんたちの情報収集のために店内暖簾をくぐるんですが

なんと”七海なな“って言う新人さんがあらわててびっくりしましたが、亜流の七海ななさんではなく表記文字は一緒ながら回文ネームで“ななみなな”さんって言うんですねぇ

 

さてお話としては地方の港町で、亡きオーナーの後を継ぎ細々と美容院を経営している美由紀、地元の網元の御曹司との婚約も決まり、幸せいっぱいの日々を過ごしていた。

そんなある日、生前のオーナーの息子で家を飛び出し、東京でカリスマ美容師になっていた息子の卓也が、女で事件を起こして逃げ帰ってきた。

この美容室は卓也の実家でもあり、追い出すこともできない美由紀

2人は一つ屋根の下で暮らすことになってしまい。美由紀の婚約者も間違いが起きるのではないかと心配になり・・・

って最初は誰に遠慮することもなくこの家で愛を重ねていた美由紀だったが卓也が帰宅してからはなんと二人はラブホでしようと言う丁寧な演出でしたねぇ

サブタイトルにある“童貞卒業物語”は卓也の親友でアフロのは髪型の兄ちゃんとさびれたスナックのママとのサイドストーリーだったのね

でこのアフロの兄ちゃんの自慢のアフロをバッサリと卓也がカットして、イケてる髪型にしてやったことで恋が成就し童貞卒業したことが噂になり

この港町のさびれた美容室に全国の童貞クンが押しかけてきて

マスコミもやってきて再び卓也は東京に呼び戻されるようになり・・・

そしてヒロインの結婚話が破談になり昔から住み込みで働きにきたヒロインのここまで卓也に対しての想いが回想されて

って七海ななさんにセーラー着せるのは完全に犯罪やとおもえるんですがねぇ

決して私は”萌え“にはなりませんけど・・・それが？

 

結局一つ屋根の下で暮らしてきた幼馴染系ラブストーリーの定番でのクライマックスへ移行するんですね

 

ところがここからが肝心要、東京でカリスマ美容師として女と事件起こして逃げてきた卓也じゃなかったか、実はなんとヒロインと結ばれる時に”童貞“という意外な告白
なんだよ童貞物語はサイドストーリーだと思わせといて

実は本筋だったって言うオチだったんですね

 

切り口の違う記事はコチラ

 

2013年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
高橋裕太脚本、羽生研司監督作品
出演：七海なな、石野理央、星野あかり、高尾勇次、園部貴一

 

マーシー・ブラック

ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行＜未体験ゾーンの映画たち＞にエントリーした作品は〇〇限定ではない限り

DVDリリースされたら積極的に見ていこうと思っていますから

その方向性で見た作品

 

一応ホラー映画の範疇に入っているようですが

さほどって言うかホラーっぽくない作品だった

表題になってる“マーシー・ブラック”って言ったら怖くもなんともないし

これって個人の妄想の産物でしかなかったんではなかったんじゃって思っていましたが

そう言う意味ではラストが個人的に納得いかなかった映画でもあったんですが・・・

 

要は15年前にマーシー・ブラックの存在を信じて

母親を助けるために少女は友達を犠牲にして、そう剪定鋏で薬指切って生贄としてマーシー・ブラックに捧げた少女

一応犯罪にあたり精神病院に拘束入院されて15年

精神的にも一応完治したってことで通常的に言うと釈放されて

姉だかの家庭に保護観察として社会復帰したマリーナ

 

彼女目当てに姉だかの彼氏はマーシー・ブラックの伝説的な話題で一山儲けようとか

群がってくるものの

本人は先に退院していた儀式当時の被害者とか共犯者とかがそれぞれの思惑で

この世でマーシー・ブラックを利用して復讐を果たそうと虎視眈々と15年も待ち受けていたって言う映画だったのね

 

それにホラーって言う要素を加味しようってマーシー・ブラックの造形が出てきたり

ヒロインの姉の息子がマーシー・ブラックの虜となっていくサイドストーリー的なプロットを組み込んでホラー映画の体裁を辛うじて保っていた作品ですが

そうなんです基本的プロットは15年も待っての復讐劇

それに別枠でマーシー・ブラック伝説が並行して同時進行するものの

側と作者が両方絡み合っているように見せてるだけでしたやん

ってことでマーシー・ブラックの造形含めてさほど面白い作品とはいえなかったなぁ

 

2019年、アメリカ映画

オーウェン・エガートン脚本・監督作品

出演：ダニエラ・ピネダ、オースティン・アメリオ、エル・ラモント、マイルズ・エモンズ、ジャニーン・ガロファロ