ある程度今までのウィリスの主演というか出演詐欺的な作品に相当数接してきていましたから
ある程度は想像できるし覚悟もできてはいましたが
これは酷かった
っていうのも娘さんがSNSで俳優を引退したって言う宣言を聞いてから
遺作として日本で未公開ながらも一応はDVDスルーで見られる彼の遺作と思われる作品を「サバイバル・シティ」、「アウト・オブ・デス 」、「シン・オブ・アメリカ」、「ザ・チェイサー 真実の瞬間 」と見てきましたが
引退遺作ということもあったのか
詐欺的な出演作ではなかったんですが
この作品総尺で99分の映画ですけども、ジャケットはもう完全主役級みたいにドまん中にどうどうとって感じでFBIバッジが光っているんですが
正直言います総出演尺としてウィリスが映っている尺は5分あったかなぁって言う作品
連続婦女拉致暴行殺人犯を追うFBI特別捜査官のコンビにウィリスとミーガン・フォックス
アメリカでは認められているいわゆる婦女暴行犯をフォックスが誘い込んで逮捕しようって言う囮り捜査を行なっている
どうやらフロリダが舞台になってるようで州内で起きてる連続犯行ということで市警、郡警とは別に州警察のエミール・ハーシュ演じる刑事が一人でこの暴行犯を追っている
テリトリー主義が強いのか市警、郡警には断り入れて事件現場に入れてもらい
かつまた被害者の家族には家を訪れて被害者家族にお悔やみを述べるような警官
事件現場ではFBIはケンもほろろに追い返される始末
ここいらのセクト主義は面白く見られるものの
先に書いたようにミーガン・フォックスを囮りにして犯人を呼び寄せようと言う計画が手違いで犯行が別場所で起こったりで
ウィリスは手を引いてしまう、こんなんでいいのかウィリス
そこで件の州警察の刑事と組んだミーガンでしたが
ちょっとした隙に犯人に拉致された
そこで州警察の刑事が孤軍奮闘してミーガンを助け、犯人逮捕につながるのかって言うサスペンス
もう呆れるよねぇ
囮り捜査なのに“お前の捜査だと命いくつあっても足りない”って消えちゃうウィリス
無事事件解決したらのこのこ現れて“お前ならやれると思っていた”みたいなことを病室でいうだけ
まぁミーガンが出ていたというかヒロインなんでこの後映画ウィリス詐欺でも最後まで見れましたが
これでウィリスはクレジット三番手って・・・
2021年製作、アメリカ映画
ランドール・エメット監督作品
出演：エミール・ハーシュ、ミーガン・フォックス、ブルース・ウィリス、マシン・ガン・ケリー、ジャッキー・クルーズ、マイケル・ビーチ、ルーカス・ハース、ケイトリン・カーマイケル、システィーン・スタローン、タイラー・J・オルソン
