MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

KAPPEI カッペイ

2022-08-31 23:04:05 | 邦画
”なんなんだこのバカバカしさは“
って事で日本映画を積極的に見ていく企画で視聴した作品なんですが
見終わる以前に見始めた途端に口からこぼれた言葉がコレだった
しかし見進めていくうちにこの真面目に不可思議なおバカ加減がハマるんだよね
見る前はどっから見ても伊藤英明だし
アクション映画だと思ったら
 
圧倒的な恋愛映画、それも俗な言葉で言うとラブコメなんだけど
はるかにコメディを超越した作品となっていて
もうお口アングリで見てたなぁ
私、漫画読まないんだけどエンドクレジットでは原作のコマがシノップス通りに貼られていたのを見るとこの原作者相当なギャグセンスの持ち主だと思わされた
 
映画としても伊藤英明とか山本耕史に小澤征悦がまともにこんな役を真面目に演じてるってことはさすが役者やのう
設定からして無理があるのにそれをテレもせずに演じてるから余計ギャグに昇華されてるんですね
そして上白石萌歌への告白のシーンはあの「101回目のプロポーズ」を思いっきり”KAPPEI“風にオマージュというかパロディ化してるし
なんと尾崎豊の曲を歌詞通りに映像化すると言う離れ業は禁じ手でしかないし
そんなヤンキーの中坊武智には鈴木福くん
ヤンキー姉ちゃんが”マルマルモリモリ“ってサポートせんかったら福くんとは気づかへんかッたやないですか
 
KAPPEIが最初に降り立った渋谷駅前はあの“足利スクランブルシティスタジオ”での撮影でしょう
ここかなりレンタル料金というか使用料高いんですよね。って中国資本で作られてるし、お金かかってますよねぇこの映画もオープンセットも
エキストラは無料で最近は集められるからいいんですが
 
わたし個人的には上白石萌歌さんより萌音さんの方が好みではありますが
まぁいいか
三時のヒロインのかなでさん軽やかに踊れるんですね
そういやピンク映画とかエロチック作品に最近出てこないと思っていたら
こう言う本編に出演していたんですね吉岡睦雄さんは
でも役柄はフーゾク店のC調店長って、役的に成長できてないですよね
 
オチはこれまたあの超有名な作品へのオマージュだったとはねぇ
 
2021年製作、日本映画、「KAPPEI カッペイ」製作委員会作品
平野隆監督作品
出演:伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦、森永悠希、浅川梨奈、倉悠貴、橋本じゅん、関口メンディー、鈴木福、かなで、
岡崎体育、アントニー、吉岡睦雄
コメント (2)
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355

2022-08-31 16:23:06 | 洋画
個人的にはガーリーアクション映画が大好物ですから、今月リリースのこの作品と
「ガンパウダー ミルクシェイク」と一緒に購入してきていた作品
購入しちゃうと好物作品だとしても本と同様に安心して積んどくって言う性格は終生治らない様で
とうとう見る作品も無くなってきてる状況でようやっとっても言っても半月ぶりに日の目を見たってことですか
 
ガーリーアクション映画って言ってみてもCIAのジェシカ・チャステイン、BND/ドイツ連邦情報局のダイアン・クルーガー、MI6のルピタ・ニョンゴ、コロンビアの諜報組織DNI所属の心理学者ペネロペ・クルス、中国政府諜報員ファン・ビンビンと言う5人が国籍、組織を超えて世界をカオスに陥れるテクノロジーデバイスを巡って国際麻薬組織と戦うといのが基本プロットです
大体こういうのって買ってすぐ見るのが常なんですがねぇ
このメンツ
いくらガーリーアクションって言ってもねぇ、そりゃひとり除いて単体でもA級映画の主役を担える女優さんです
でもねぇまずは薹が経ち過ぎてるのとアクションに耐えられるんだろうか
まぁスタントだろうけどもって言うところとかちょっと見るのに躊躇あったし
ファン・ビンビンさんって中国共産党から稼ぎ過ぎって重加算税課せられてさらに干されていたような気もするけど
そんな彼女と中国資本で作られた作品ですからね
 
いやファン・ビンビンさん後半からしか出てこないのね
オープニングでのコロンビアでの戦闘アクションは掴みとしては多少薄めでしかなかったけど
物語りの発端としては必要だったようで、そこで盗まれた世界を滅亡させるデバイスの説明として必要だったんでしょうね
そして今このデバイスを追ってるジェシカと同僚のCIAセバスチャン・スタンとは恋仲だっだんですね
デバイス取引の最中にダイアン・クルーガーの横槍が入り任務は失敗セバスチャンは殉職
傷心を抱えて敵討ちとデバイス奪取に燃えるジェシカて言う寸歩で
 
ジェシカは友人のMI6のコンピュータースペシヤリストを加えデバイスを追って中東・パリそして中国と世界をまたにかけての女スパイたちのお話
ってことで南北戦争の時に活躍した女スパイのコードネームが“355”だったんですね
そんな伝説の女スパイのがコードネームを国籍を超えて彼女ら自ら命名して・・・って言う寸法
 
ラスボス的に意外な人物が復活してきて
デバイスは敵に取られさらに家族が殺されたり
ペネロス・クルスはエージェントではない設定ですがちゃんと見せ場も用意されてて
製作側もこんだけのネームバリューが揃うと画面登場とか気を使うんでしょうね
そう木下工務店のキノフィルムが輸入してますので間違いのない娯楽作ですから
退屈しのぎに見るにはちょうどいい作品
 
2021年製作、イギリス映画
サイモン・キンバーグ共同脚本・監督作品
出演:ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ、ファン・ビンビン、エドガー・ラミレス、セバスチャン・スタン
 
コメント (2)
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