いつも言ってることですが
私のレンタル基準はもうジャケットレンタルです
こんな絵面を見たら後は何も見ずにセットレンタルの員数に組み込んでますよね
で家に帰って円盤をプレイヤーにかけて
なんだこれはってガッカリするのが常ですが
この性格だけは何回繰り返しても止まらんしやめられないのが現実
ってここまで書いたらある意味この作品失敗作に見えるでしょ
失敗は失敗なんだけども
どことなく響いてきたものもあった作品だった
最初はロシアの映画だと思ってましたがちょっと雰囲気が違う
なんとベラルーシの映画、この時期にロシアに与してウクライナに敵対する国の映画を見ていいのかどうなのかを一瞬思ったんですが
ロシアに与してるだけで実行部隊をウクライナに侵攻してるわけでは
ないからま、いいかっで最後まで鑑賞
完全にロシア語使ってるよねェ
さて学生時代に仲の良かった6人の男女が週末を利用して、テントが設営されている特製のイカダで川下りとしゃれこんだものの
ついたところが何故か軍の秘密基地みたいなところ
もう夜だし周りにオオカミが居て動きが取れないと今夜はここで野営しようと
オオカミ避けには紐と銃を組み合わせた罠を作って
さて安心というとこにオオカミが罠にハマって銃声が・・・
行ってみるとはそこには大金を持った男が罠の銃に撃たれて死んでいた
行ってみるとはそこには大金を持った男が罠の銃に撃たれて死んでいた
死体の側には彼の銃もあって
大金を目にした若者たちは三つにお金を分けてそれぞれ内緒ってことで逃げることに・・・
そしたら彼らは影も見えない狙撃者に狙われて
一人また一人といのちを落としていく
わけわからずに殺される恐怖とは別にオオカミの群も追っかけてくる中で
疑心暗鬼の末に仲間割れたりしていくんですね
で最初に書き忘れましたが舞台になる時代は1989年ということで
ベラルーシ映画ですからねぇ
もうお分かりですよねウクライナのあの大事故のチョルノービリ(チェルノブィリ)原発があったところの近くがこの映画の舞台ですからねぇ
彼らが見つけた大金は汚染されており生き残った男と女がその金を社会に流してしまい
その汚染紙幣が流通していく様をかなり丁寧に見せつつ映画は終わる
なんと生き残りをかけたアクション映画の形を借りての原発事故の二重オチの作品になっていたんですね
アクション映画としてはさほど面白くないものの、この二重オチがなければ完全に見捨てられてる作品ってことで・・・
2020年製作、ベラルーシ映画
ミトリィ・セミョーノフ・アレイニコフ共同脚本・監督作品
出演:ダニイル・ヴァフルシェフ、アレクサンドル・ゴロヴィン、ダーリア・メリニコヴァ、セルゲイ・トルカシュ、イリーナ・ベズリヤドノヴァ、パヴェル・チナレフ、セルゲイ・ソスノフスキー