4日のチャンネルNECOでの深夜枠でOAされた笛木夕子さん唯一のヌード作品
“トンネルを抜けると、そこは雪国だった”で有名な川端康成さんの『雪国』のオープニングと同様に
映画はトンネルを抜けて雪の平野が広がるシーンでタイトルインでしたねぇ
でもこの作品直木賞作家の笹倉明が、1999年の川端康成生誕100周年を機に、その代表作『雪国』の舞台となった新潟県月岡温泉とのタイアップで笹倉氏自身の脚色で後藤幸一監督がメガフォンをとった大人のラブ・ストーリーでした
いわゆる『雪国』をモチーフにしたオリジナル作品ということなんですね
基本プロットは仕事に行き詰まった50過ぎた中年男が、人生最期の地として訪れた北国の温泉街で、若い芸者と出会い人生最期の一週間を200万で買いとって若い芸者と愛欲の日々におちていくストーリーですが
芸者にも恋人を死なせた過去を背負っていたりして
二人で過ごすうちになんとなく人生をやり直してみようって言う人生再生のお話がテーマだったようですね
そのテーマに沿ってって言うことでヒロインの笛木さんのヌードは必然だったって言うことだったんでしょうね
まだお若い笛木さん
実にお綺麗なおっぱいっていうかちっぱいはかなり評価が高い
どうしたんでしょうか演技に妥協しない奥田瑛二さんらしくないほどの濡れ場でしたねぇ
これがこの映画の集客メインであるはずなのに・・・
抑えた演技にちょっと意外性を感じてしまいましたし
抑えた演技にちょっと意外性を感じてしまいましたし
やっぱこれは製作側のは意図通りなんでしょうが笛木さんはどっから見ても芸者に見えなかったなぁ
それに比して女っぷりからして芸者として女として完成ぶりを見せてくれていたのは南野陽子さんでしたねぇ
って言うか笛木さんの姉芸者に内海桂子さん
芸人として枯れた芸者を演じていたし
あれですよね坂上二郎さんが蕎麦屋の店主として出演されているんですが
そのシーンでは物語に関係なく坂上二郎の芸でその場の雰囲気をかっさらっていくのはさすがです
そんな芸達者たちに助けられての笛木さんの初主演映画としては成功なんでしょうね
ただ109分の尺は個人的にちと長かったかなぁ
DVDも発売されていたんですね
切り口の違う記事はコチラ
2001年製作、日本映画、softgarage作品
笹倉明原作・共同脚本、後藤幸一監督作品
出演:奥田瑛二、笛木夕子、南野陽子、吉行和子、坂上二郎、内海桂子、あき竹城、結城しのぶ