MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

魔女の密約

2022-08-17 23:26:06 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興業<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された一本
一応“未体験ゾーン”の映画はDVDリリースされれば見られるものは見るという気持ちで動いていますから
一応セットレンタルの員数に入れてきました
ヒロインのJKが余命宣告されてる白血病の父親の為、魔女一族の女王の交換条件付きの条件で父親の病を治してもらうって言うお話

”未体験ゾーン“作品にしては、2015年製作というちょっと古めの作品を持ってきましたが
この魔女の女王様とヒロインのJKがかなり見られる美貌で
お話自体は陳腐すぎるものの
なんと最後まで見られた作品
ラストシーンというかオチが個人的には好きだったなぁ

やっぱジンガイさんのJKはブロンドがいいっすねぇ
初めはヒロインが学校でちょっとイジメっぽいことを受けるので「キャリー」みたいな感じ?…かと思ったけど
顔は性格を表すっていうのかこのJKかなり気が強いです
チョツトやそっとじゃめげないんです、これがクライマックスに通じているとこはいいのですが
先に書いたかなぁお話が陳腐すぎてあんまおもろうない

何せアイルランド映画ですからヒロインの高校部活がある意味国技的なドロホッケー
新任コーチとしてやってきたのは実アンナ・ウォルトン演じるシシー先生
お色気ムンムンな美人教師だが、その内実は魔女
古い桜の木の実を使い儀式で死者を蘇らせることができるので
この力で父親の病を直せるとナオミ・バトリック演じるJKフェイス日本持ちかける
 
桜の木の実ったらさくらんぼでしょうか
一応日本のものとは違う紫色の木の実ですが、さくらんぼよりでかく固そうな木の実でしたねぇ
で、その交換条件は何かって言ったら
それはフェイスの腹で産まれる新生児だそうだ
で、気づけば妊娠していて、物凄い速さで成長、さらに父親は回復しておりシシー先生と関係を持ってしまったり、これも魔女のなせる魔力なんですかねぇ
で子供さえ手に入れてしまえばフェイスは不要で父親と一緒にクルマ事故で殺そうとしてきて
父親を殺され九死に一章を得たフェイスは復讐と我が子の取り戻しに・・・

赤ん坊はその血が必要でクライマックスの儀式で変身した魔女一族って言っても
なんとフェイスの身の回りの連中が一族だったのだ
なんなんだこの展開は・・・
で変身した姿がみんなキモい、特にシシー先生は顔面表皮が前にめくれたようなこの魔女の変身相にはちょっと笑えた

でこの儀式に子供を取られたフェイスが殴り込みをかけるものの子は血を取られたあとだったのだが・・・
子供の死体を取り戻しなんとどこで覚えたフェイスさん
桜の木の下で木の実を使って蘇らせてしまう
ラストのオチが個人的にハマったなぁ
 
2015年製作、アイルランド映画
監督:デビッド・キーティング脚本:ブレンダン・マッカーシー出演:アンナ・ウォルトン、ナオミ・バトリック、サム・ヘイゼルダイン、エルバ・トリル、パトリック・ギブソン、リア・マクナマラ
 
コメント (2)
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吉沢明歩 微風(かすかぜ)

2022-08-17 17:24:03 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルが先月から“おとなの桃色シネマ白書”という企画プログラムを月2、3本の割合で映倫再審査を受けてR -18作品をセンサー(ボカシ)入りで当時の映画尺でアンカットでOAしてくれてます
今月は主演女優さんのお名前をタイトルに冠されてる2作品をOA
ちょっとこっちの録画都合でOA順ではありませんが
14日の深夜枠でOAされたこの作品をエアチェックしといたものを録画視聴しました
 
2007年に「吉沢明歩 誘惑 あたしを食べて」というタイトルで公開されたR -18指定作品
ピンク映画の常ですが再映された時には何を考えたのか、さらに過激に内容に合わない「吉沢明歩 したくてしたくて」というタイトルになってるようです
さらに2017年にはなんとR−18指定でDVDもリリースされてるようですね
まさに吉沢明歩人気をものがたってるようですが・・・
 
まさか新東宝がこのような甘酸っぱい青春映画、それもピンク映画という三人の女優をかならず脱がすことっていう条件下です作っていたとは
実にかんがい深い
まぁ今は新東宝は映画をもう作らないし、フィルムジャンクしちゃって
ある意味文化財産を破棄してしまってる中で日本映画専門チャンネルがこのような企画を企ててOAすることも時代の必然なのかもしれない
 
吉沢明歩以外の日高ゆりあの濡れ場はただただ惰性で関係をつづけている吉沢が千葉尚之との訣別をつけるきっかけとして
大沢佑香の濡れ場も密かに思いを寄せていた吉沢に改めてマスターの西岡秀記への想いを新たにさせるという必然ではあるものの
映画の雰囲気を壊さぬ程度に抑えた撮り方してるし
 
クライマックスでの吉沢と西岡が結ばれる濡れ場では全面に紗をかけたような絵面にしてて
完全に青春映画を作ってしまってるんですね
こういう作品を作れるのに
敢えてタイトルに男性客集客をかけたようなタイトルとして
こう言った青春映画を見る層を排除していってるって言う言う矛盾がピンク映画の衰退を自ら招いていったんではなかったんだろうか
そういう意味で今回のTVタイトルは大正解なんでしょうね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2007年製作、ピンク映画、新東宝作品
佐藤吏脚本・監督作品
出演:吉沢明歩、大沢佑香、日高ゆりあ、西岡秀記、千葉尚之
 
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