相変わらずリリースされる中国武侠映画
よくまぁこんだけ色々と出てくるモンだと感心するほどの作品群
これだけでなく宮廷史劇とかのTVドラマも韓流ドラマを凌ぐほどリリースされてるのもすごいよね
いくら10億のパイがあるとはいえ
日本では未公開でも一応中国では公開されてるってことですもんね
で今回は副題の方が日本が中国で撮影した超話題邦画の第二弾作品に寄せてきたようですが
日本映画より各段スケールが小さい映画ですが
それなりに見せ場には事欠かないアクション映画でしたが・・・
舞台は戦国時代、刀鍛冶で剣豪の蒙陽(ぼう・よう)の父は“含光剣(がんこうけん)”を狙うものに襲われその瞬間咄嗟に”含光剣”に唯一対抗できる“承影剣(しょうえいけん)”を作るものの完成寸前に斬られて、虫の息の中でそのできかけの“承影剣(しょうえいけん)”を蒙陽に託す
そして15年、蒙陽は孤児たちと辺境の町で盗賊もどきの生活をしていた
都では皇帝が病に倒れ辺境に流されていた皇太子に皇位を譲位するために都に呼び寄せることになり
その警護として蒙陽たち孤児を警護人として雇い入れる
実は皇帝の地位を狙う大臣がいて皇太子が都に戻るのを阻止しようと刺客を送り込んでくる
さらに皇室転覆狙う反乱軍も居てある意味三つ巴の抗争で物語は進んでいくのですが
この皇太子、実にできた人物で全ては民のために国があると信じてる人物で
まずは反乱軍が皇太子の生き方を知り恭順してくる
さらに蒙陽の友人三人は刺客に殺されて
さらにできかけの”承影剣“は皇帝の地位を狙う大臣の“含光剣”に真っ二つに斬られてしまい
皇太子もさらわれてしまう
そう蒙陽の父を殺して“含光剣”を奪っていたのは大臣だったのだ
全てを知った蒙陽は父と孤児仲間の敵討ちと皇太子のいのちを救うべき半分に斬られた“承影剣”を持って宮廷に乗り込んだ・・・
お話としては単純ですが剣戟アクションのVFXを縦横に駆使して変わらずの飛んだり跳ねたりの中国剣戟アクションはある意味ケレンとなってて
面白く見られた作品
確かに皇位継承のお話ですからあながち”キングダム“を使っても間違いとは言えない
正義の心が壊された未完成の“承影剣”を敵と闘う彼の心の成長で完成させるとこが面白い発想だったかな
77分とサクサクって見られる尺がいい
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
リー・イーシィー監督作品
出演:エリック・シャオ、ヤン・イー、ウー・ウェンジエ、ユアンレ・チャイ
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