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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

無双戦記 キングダムの英雄

2022-08-13 23:33:48 | アジア映画
相変わらずリリースされる中国武侠映画
よくまぁこんだけ色々と出てくるモンだと感心するほどの作品群
これだけでなく宮廷史劇とかのTVドラマも韓流ドラマを凌ぐほどリリースされてるのもすごいよね
いくら10億のパイがあるとはいえ
日本では未公開でも一応中国では公開されてるってことですもんね
 
で今回は副題の方が日本が中国で撮影した超話題邦画の第二弾作品に寄せてきたようですが
日本映画より各段スケールが小さい映画ですが
それなりに見せ場には事欠かないアクション映画でしたが・・・
 
舞台は戦国時代、刀鍛冶で剣豪の蒙陽(ぼう・よう)の父は“含光剣(がんこうけん)”を狙うものに襲われその瞬間咄嗟に”含光剣”に唯一対抗できる“承影剣(しょうえいけん)”を作るものの完成寸前に斬られて、虫の息の中でそのできかけの“承影剣(しょうえいけん)”を蒙陽に託す
そして15年、蒙陽は孤児たちと辺境の町で盗賊もどきの生活をしていた
都では皇帝が病に倒れ辺境に流されていた皇太子に皇位を譲位するために都に呼び寄せることになり
 
その警護として蒙陽たち孤児を警護人として雇い入れる
実は皇帝の地位を狙う大臣がいて皇太子が都に戻るのを阻止しようと刺客を送り込んでくる
さらに皇室転覆狙う反乱軍も居てある意味三つ巴の抗争で物語は進んでいくのですが
この皇太子、実にできた人物で全ては民のために国があると信じてる人物で
まずは反乱軍が皇太子の生き方を知り恭順してくる
さらに蒙陽の友人三人は刺客に殺されて
さらにできかけの”承影剣“は皇帝の地位を狙う大臣の“含光剣”に真っ二つに斬られてしまい
皇太子もさらわれてしまう
そう蒙陽の父を殺して“含光剣”を奪っていたのは大臣だったのだ
 
全てを知った蒙陽は父と孤児仲間の敵討ちと皇太子のいのちを救うべき半分に斬られた“承影剣”を持って宮廷に乗り込んだ・・・
 
お話としては単純ですが剣戟アクションのVFXを縦横に駆使して変わらずの飛んだり跳ねたりの中国剣戟アクションはある意味ケレンとなってて
面白く見られた作品
確かに皇位継承のお話ですからあながち”キングダム“を使っても間違いとは言えない
正義の心が壊された未完成の“承影剣”を敵と闘う彼の心の成長で完成させるとこが面白い発想だったかな
77分とサクサクって見られる尺がいい
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
リー・イーシィー監督作品
出演:エリック・シャオ、ヤン・イー、ウー・ウェンジエ、ユアンレ・チャイ
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悶舌人妻 ベロマリカ

2022-08-13 17:18:47 | ピンク映画
我が敬愛して止まぬ山内大輔監督の今月リリースされたピンク映画を続けて・・・
 
山内監督お得意のバッドテイストホラーピンク映画の一本ですか
2021年のテアトル東京での<OPフェス>でのR−15版のタイトルが「ベロマリカ」、
そして今月スターボードからリリースされたDVDのタイトルは「悶舌人妻 ベロマリカ」、そしてR−18の劇場公開70分の作品タイトルがすごい
なんと「ペッティング・モンスター 快楽喰いまくり」って言う
 
しかしこの映画本当にピンク映画の一本って言っていいのかなぁ
現状ピンク映画は現時点ではOP映画が年間10ほん程度の新作を作っているようですが
その製作姿勢は相変わらずのプログラムピクチャーに製作体制ですから
こう言った作品も出てきて当然ですが
それにしても山内監督だから作品として劇場公開されたに違いないとしか思えんし
絶対これはピンク映画ではないし山内流ホラーピンク映画でもなかったかなぁ
 
ベロの造形にしてもどことなくグロっていうよりなんか可愛いっで見えてしまうし
まぁR−15って言うことではないんだろうけども
直にあそこを舐めてる描写はいまの日本では無理
あえて、われわれにその映像を脳内で想像させるように製作側がどう見せるかって言うとこに監督の力量が問われるって言う寸法ですから
グロくもエロくも監督の手腕にかかってくるって言う作品だったけども
 
そこになんだ現実か妄想かって言うスパイのプロットにしてきているとこに
見てるこっちをさらに現実離れさせると言う二重構造に持っててるとこがこの映画のミソだったようですね
ってことで安藤ヒロキヲときみと歩実さんとの濡れ場にフォーカスをかけてあえて見づらくしていたり
可児正光と七菜原ココさんのバスルームファックはドアのスリガラス越しと
現実乖離させてくると言うかなりの親切さなんですが
逆にそれがピンク映画を見にきてるお客様へのサービスと言えないわけで
ここいらを私はこれはピンク映画って言っていいのかっで言ったところなんですがねェ
ここ最近山内監督は役者さんの役名を完全に固定しちゃっていますよね特に森羅万象さんは山内作品だとピンクだろうがエロチックOVだろうが
もう完全にどんなキャラ演じていても役名は三沢だし
きみとさんも「若妻のエロティック体験〜奇妙な白日夢〜(まりかマリカまりか) 」からでしょうか今作でもマリカですからねぇ
 
小道具になんと納豆
ちゃんと藁つとの納豆だったのには驚いたけど
マリカと納豆売りの三沢とが○○だったとはねぇ
ある意味摩訶不思議な作風の映画だったとしか・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本ピンク映画
山内大輔:脚本・編集・VFX・監督作品
出演:きみと歩実、篠崎かんな、七菜原ココ、加藤ツバキ(特別出演)、安藤ヒロキオ、可児正光、森羅万象
 
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