いわゆるインド映画である、最近のインド映画って言ったら
今まで通用していた、プロットに関係なく突然劇中にダンスが始まったりとかしない作品が
それなりに面白くて日本だけでなく世界的にヒットしてるので
韓国映画とは別に個人的にアジア映画ではインド映画も外せ亡くなってきておりまして
配給会社のTWINさんだけに儲けさせておくのはもったいないと
各社しのぎを削って作品確保に励んでるようで
この作品はインターフィルムが輸入配給してる作品でした
ジャケットからも、配給会社何つけた邦題からも分かるように
この作品インド産のカンフー映画です
普通に面白かったんですが、ダンスシーンもあったりしてますので完全インド映画なんですが
最近のインド映画面白くても、面白くなくても尺が長いのが個人的に難点でして
この作品もなんと2時間30分以上も尺があるので
ちょちょっと途中だれるんですよね、そんなとこっていうか、見てるこっちの緊張感とかほぐす意味でダンスって言うような手段の必要性っていうか必然性があるんでしょうか
主人公の幼少期から、今日青年に成長して、片足の空手の名人と幼なじみのこれまた
空手マスターの恋人未満のお姉ちゃんとの三人で
片足の名人の兄である悪党と空手で勝負するとこまでの人生を克明に描いてくるから長くなっちゃうわけですよね
時制が戻って成長期の主人公を克明に描く必要もないわけで
お姉ちゃんとの出会いとか省けるとこ省いていいんじゃないかい
主人公は生まれながらの無痛人間
空手は個人的に映画を散々見てマスターしちゃった人
もう完全無敵
たった一つの弱点は、精神的なものなのか肉体的なものなのか
育ての親の爺ちゃんが”水分とれ“って言う教育して育ててきたから
すぐに脱水症で動けなくなってしまう
基本的な見せ場はオープニングでのカンフーシーンから回想になって
クライマックスでここにもどってくるわけでして
ある意味中身はスッカスカって言っていいんでしょうが・・・
お姉ちゃんもったい強いしインドの女優さんは濃ゆい美人女優が多いんですが
どこからこの日ヒロインさんは日本人的な扁平な顔立ちの美人さんでしたし
アクションはご自分で行ってられたようで
そう言う意味で女優さんは合格
片足の空手之先生の片足カンフーがこれまた素晴らしいでしたねぇ
本物なのかグリーンかぶせての合成だったのか
片足カンフー素敵でした
ってことで見応えはあるんですが、長くて途中何回かオチそうになったのも事実
でもカンフーアクションシーンが見事だったし
主人公途中で息切れならぬ自ら切れで、一回は天からの自然の恵みの雨で生き返り
次はその雨を吸っていたTシャツを絞ってって言うアイディアは買いでした
2018年製作、インド映画(日本公開作品)
ヴァーサン・バーラー脚本・監督作品
出演:アビマニュ・ダサーニー、グルシャン・デーヴァイヤー、ラーディカ―・マダン、マヘーシュ・マーンジュレーカル
