MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

いかさま博奕

2022-12-21 23:23:39 | 邦画
東映チャンネルでの「博奕打ち」シリーズ全作品OAの企画OAでの録画視聴
「博奕打ち」シリーズの第六弾
今までの「博奕打ち」シリーズの中では一番賭場とか博奕シーンが一番多く費やされてる作品
全尺の六割くらいが博奕シーンということでこの作品をまさに「博奕打ち」シリーズの代表作と言っていいんでしょうが
実はタイトルが示すとおり、この作品の博奕は全てが“いかさま”の上で成り立ってて
親も賭ける側の子もお互いに知力と死力を尽くしてのいかさま合戦
 
いくつかの勝負でいかさまはしっかりと暴露されていますし
観客側にもいかさまの種明かしをしっかりと見せた上でクライマックスでの鶴田×若山のお互いのいかさま勝負に関しては
見破った方の勝ちなんでしょうが、それを見破れずに互いにいかさまを掛け合う勝負に凄い緊張感が生まれる見事な作品で言えるんでしょうね
 
ただ若山さんが主役乃一本立ちに昇格してしまった関係でこのシリーズでの一作目の
博奕打ち」や三作目の「博奕打ち 不死身の勝負」同様な悪逆非道に見える若富さんのような立ち位置で登場してきてるものの
なんとクライマックスでの立ち回りでは天津敏の親分を裏切る側に回ってきちゃうんですね
 
時美沙さんのサイドストーリーと中村玉緒さんの本筋での鶴田に想いを寄せる芯の強いヒロイン像がちゃんと生かされてて
これによって遠辰さんが死に至っての鶴田の殴り込みになるプロットは見事です
藤山直美さんはもう血筋ですね子役から芸達者でしたねぇ

1968年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品 
出演:鶴田浩二、若山富三郎、中村玉緒、時美沙、遠藤辰雄、天津敏、国一太郎、石井富子、都賀静子、沢彰謙、東龍子、藤山直子、八名信夫、有川正治、丘路千、野口泉、川谷拓三、平沢彰汐路章、蓑和田良太、日高綾子、浪花五郎、高並功、秋山賢、大木勝、那須伸太朗、上田吉二郎
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オフィサー・アンド・スパイ

2022-12-21 17:03:28 | 洋画
19世紀のお話ですが、冒頭事実をもとにした云々との断りが入るものの
日本人は全く知らんお話
フランス映画であるもののヨーロッパ全体的にユダヤ人排斥の風潮が根本に流れている作品でもある
ってことでロマン・ポランスキーが映画化したんでしょうね
 
全く時代的にも地域性でも知らないフランス軍のユダヤ人将校の冤罪というか実は作られた冤罪っていうか敵対国のドイツにフランス軍事機密を売ったって言うスパイ行為で、軍事裁判によって有罪判決を受け軍籍を剥奪されて、終身刑で絶海の孤島の軍刑務所に収監されたユダヤ人でフランス軍大尉の“ドレフェス事件”を映画化した作品
なんと私の苦手な131分もある長尺の作品
 
自分の部下であったドレフェス大尉が全陸軍士官注視の中で軍服の肩章から襟の階級章さらにサーベルまで折られていく姿を見せつけられた上官であるジョルジュ・ピカール少佐は
中佐に昇級し、防諜局の長官に異動を命じられるものの、この防諜曲には万年少佐の男がいて彼が昇進すると局全体が思っていたらしく
ピカール中佐はこの部局では歓迎される人物ではなかった
 
ってことで彼は様々な機密文書に触れることができるわけで
そんな勤務の中で通の一通の文章というかメモ書きを入手した事をきっかけに、エステラジー少佐にスパイ疑惑を抱く。
そしてエステラジーの身辺調査を続けていく中で、ドレフェス有罪の証拠とされた密書とエステラジーの手紙の筆跡が酷似している事に気づく・・・
さらに過去のエステラジーの筆跡とドレフェス大尉の筆跡を鑑定させて彼の冤罪を確信して将軍に具申しに行くものの
 
将軍たちによって彼の調査書類は破棄される
冤罪ってことが明るみに出れば軍の威信が崩れるっていうのとドレフィスがユダヤ人であることで
軍事法廷の裁定は絶対っであると言うことで、たとえ冤罪であってもエステラジー少佐がドイツのスパイであっても真実の公開はしないということで
ピカール中佐は軍でさらに防諜部でも孤立させられてしまう
 
ピカールは軍以外に真実を求めてエミール・ゾラとかの支援を受けるがゾラは逮捕されたりしてピカールは完全に軍からはみ出されて行く
いやこの軍の融通の効かなさと強大な国家権力の前に1人の男の無力さを見せられた作品だったが
信念を曲げないピカールの人間性も凄かった
まぁ、ポランスキーが自身のアイデンティティのために作った作品だったようですね
ってことでポランスキーの信念の凄さ自体をピカールに託した作品だったのかも知れなかった
 
ただこの信念にひきずられて私もオチずに二時間十分見てられた作品
 
2019年製作、フランス・イタリア合作映画
ロマン・ポランスキー共同脚本・監督作品
出演:ジャン・デュジャルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエ、メルヴィル・プポー、マチュー・アマルリック
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悦楽エステ妻

2022-12-20 23:04:44 | OV
昨19日の深夜枠でOAされた希咲あやさんのこの作品
どっから見てみても自分の記憶の隅にヒロインを調教する男優さんに記憶と
お話にうっすらと記憶があるんですが
今回このブログをタイトルと希咲あやさんで検索してみても元ネタである「世にもエロスな物語」、「令和エロス噺」の両シリーズで過去記事が全く検出されまでんでした


goo ブログさんの規約に抵触したってことで 50本くらいの記事を削除した時があって
その時削除してしまったんでしょうか全く出てきませんでしたが
薄ら記憶はあるので「世にもエロスな〜」か「令和エロス〜」でOAされたことは間違いないようですねぇ

エステ店を妹と共同経営している綾子は、妹が店の権利を担保に借金をして逃げてしまったため、かわりに借金を返すはめになり、しゃ金返済ができないということで取り立て屋から派遣されてきた新たな経営者の元で働くことになった綾子は、彼女の思惑と離れたフーゾクに変身させられ彼女もそのために新しい経営者にフーゾク嬢として調教されることで
旦那さんからは得られなかった快楽に体がうずき始めるのであったが
実は妹が裏で糸を引いて姉を落としたのであった・・・

そんなお話を希咲あやさんが演じられていましたが
このお方のお父は整形ですよね、寝ても俯いても崩れていかないんですものね完全にシリコンだわさ
ってコロナ禍前にAV業界を引退されてるようですね

切り口の違う記事はコチラ 


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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ

2022-12-20 17:09:54 | 洋画
いつも書いてることですが、私はゲームしない、アニメ映画見ない漫画読まないって公言してるんですが
実は実写とCGアニメーションとの合成ってことである意味、当時でも見るレンタル作品もあまりなかったっていうのもあったかも知れないってことで
前作「ソニック・ザ・ムービー 」を見ておりまして
その時に続編ありきっていうようなある意味予告映像がエンドクレジットで流されて、きつねくんが出演されてるってことまで見させられてたのと
Aという血液型の悪い癖でしょうか前作見ると続編は見ないと気持ちの悪い人ですので
 
この作品の続編出たんで見ようって思っていたもののちょっと尺見たら1作目は90分強の作品だったにも関わらず、今作はなんと二時間強の尺ということで
店頭にあっても今月のリリース作が底を築きかけてセットを組むのがちょっとっていう時まで取っておいたら
丁度Blu-rayがあったのでセットに組み込んでレンタルしてきました。
今作ではトップにSEGAのロゴが出てくるんですね
オープニングでキノコの星で件の二尾のキツネくんであるテイルスの紹介がありましたねぇ
 
相変わらず敵役はジム・キャリー演じるドクター・ロボトニックでしたが
前作と打って変わって前作では頭髪が普通にあったんですが今作ではツルッパゲ
その代わりでしょうか鼻下のお髭は前作の三倍はあったんではないでしょうか
そんな外見はともかくやっぱ前作同様ジム・キャリーの1人舞台の映画でしたねぇ
っても今作ではなんとソニックに敵対する宇宙最強の戦士ナックルズが
ソニックと宇宙最強の雌雄を決しようとドクターと組んでなんと史上最強の破壊力を持つ武器“マスターエメラルド”の在処を探すためにタッグを組んで
ソニック&テイルスとナックルス&ロボトニックとのエメラルド奪取の攻防戦が繰り広げられていくのですが
そこは一筋縄ではいかないロボトニックですから“マスターエメラルド”を独り占めにして
その力で警察や軍の軍事車両や武器の鉄を回収して
なんとそこは日本の原作ですから巨大ロボに組みあげて地球を壊滅しようとするものの
 
今度はソニック&ナックルズ&テイルスとロボトニクスの巨大ロボとの戦いになるんですね
執拗なほどのコメディ臭を発散させるジム・キャリーに加えて今作では宝探しのシーンはほとんど「インディ・ジョーンズ」のパクりでしたがパラマウント同志でしたねぇ
 
相変わらずエンドロールの途中で次回作の予告小芝居映像がありましたねぇ
気楽に見れるCGアニメと実写の合成映画ですが
ゲームしない私でも娯楽映画として十分に楽しめる作品でした
気楽になんも考えず二時間潰すには持って来いな作品
 
2022年製作、アメリカ映画
ジェフ・ファウラー監督作品
出演:ジェームズ・マースデン、ベン・シュワルツ、ティカ・サンプター、ナターシャ・ロスウェル、アダム・パリー、シェマー・ムーア、コリーン・オショーネシー、イドリス・エルバ、ジム・キャリー
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エロス秘宝 貴方だけに〜禁と悪〜

2022-12-19 23:23:02 | OV
チャンネルNECOで昨18日の深夜枠でOAされた「世にもエロスな物語」シリーズと、「令和エロス噺」シリーズで過去にOAしてきた作品のエピソードを
再シャッフルして改めて新しいシリーズ「エロス秘宝」という体裁を取った「エロス秘宝」シリーズの最新作です
こういうのは欠かさずに見てブログアップしてきてましたが
後で詳しく書きますがちょっとびっくりな今作でした。
 
第一エピソードはかすみりささんの「もう一人の淫らな私」という作品
この作品は「世にもエロスな物語~愛を剥き出す女たち~ 」という作品で先行公開されてる作品
オルガ本編でのAVは「ワタシに潜む淫モラル」という作品で、地味なOLのりさは目を覚ますと疲労感に包まれていた。ある朝。枕元には撮った覚えのないインスタント写真。そこにはセクシーな下着を身につけ妖艶にほほ笑む自分の姿が写っていた。自分の中に潜むもう一人の自分を発見しその日から美しく妖艶なりさが会社に行き好きな男と結ばれるお話でした。
 
第二エピソードは私が本業のAVは一本も見た気とないのにピンク映画とかエロチックOVとかでは一番多くその肢体を見てるといっても過言でない友田彩也香さん主演の
「言いなりの若妻」というこれまた過去にっていうか初OAされたのは「世にもエロスな物語~貞淑を脱ぎ捨てた女たち~」という作品でしたかねぇ
オルガ本編のAVでは「催眠調教 操られた若妻」という
セックレスで悩む若妻の彩也香は、友人の紹介でSEXカウンセラーに相談する。催眠療法と称した妖しげな音波を聞かされた彩也香は、夢か現実か判別の出来ない状況でカウンセラーにレイプされ、その後も淫夢は続き、体の奥から熱く疼かせられてしまう。貞淑な妻だった彩也香の肉体は淫らに開発され、出張から帰ってきた夫を妖艶に迎えるのであった。
 
そして第三話は熟女AV女優さんの三浦恵理子さん主演の「悶え乱れる美人妾婦」という作品
実はこの作品最初に書いた不可思議の元でして初NECOでのOAは「世にもエロスな物語~禁断に悶える女たち~ 」でしたが
なんと再OAは単体ではなく「エロス秘宝 貴方だけに~悶と蜜~」って事でまさかの「エロス秘宝」シリーズでの2回目なんですねぇ
三浦恵理子さんこの作品の撮影時アラフィフだったようですが
実に素晴らしい艶技と肢体でしたねぇ
女は恐ろしいです一応書いておきますがオルガ本編でのAVタイトルは「めかけ恋女-逃れられない淫虐の関係-」という作品でした
 
切り口の違う記事はコチラ
 


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ベイビー・ブローカー

2022-12-19 17:33:19 | 韓国映画
ご存知のように韓国映画ではあるんですが
監督は日本人の是枝裕和監督です。
彼の映画製作の永遠のテーマである家族とは何かっていう「万引き家族」で第71回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドールを獲得した監督であり
受賞後フランスでドヌーヴと映画一本撮ったのちに製作した韓国映画
 
韓国の俳優の名前と顔が覚えられない私でもこの人の特徴のあるお顔は覚えられるんですね
こちらも何本か作品を見ていますがやっぱりこの人を完全に覚える事になった作品は「パラサイト 半地下の家族」でしょうか
 
アカデミー賞俳優とパルム・ドール賞監督がタッグを組むとどんな映画ができるんだっていう興味で見ましたが
脚本が是枝監督なんで私好みな韓国特有のエグみのある作品とはなってはいませんでしたし
見る人間にテーマを委ねられてもちょっと困るんだけどなぁ
是枝監督の持論である血縁で結ばれた人たちだけが家族ではないという一貫したテーマは変わらないという彼のテーマを突き詰めた作品
 
日本にもある赤ちゃんポストに、ある雨の夜に1人の若い女がそのポストに入れず入り口に“赤ん坊の名前といずれ迎えにくる”というメモ書きを残して置いていったのを
人身売買というか赤ん坊を仲介という名目でこの赤ちゃんポストに入れられた赤ん坊を、人身売買で売り捌くブローカーを現行犯で捕まえようっていう刑事がポストに入れてしまう
 
ポストの向こう側にはソン・ガンホ他もう1人の若者がいて、この赤ん坊を盗んでいく
翌日捨てた若い女が赤ん坊を取り返しにきたものの・・・
2人の裏稼業を知ったことをきっかけに、彼らの口車に乗せられて2人と共に赤ん坊の養父母探しっていうか売り先を求めてクルマの旅に出ることになった赤ん坊の母親ソヨンたち5人
それを追う刑事とその相棒を淡々と点綴するだけの映画
クルマで養父母をさがす間に5人が赤ん坊を通して心を開いていき
擬似家族というように一つになっていく姿を描いた作品なんですが
 
そう、したがってなにも起きない作品
一つ気になったのは例えば自分が捨てた子であるんだけどこの若い女は一度も我が子に授乳するシーンがないところ
そして映画ではなぜ子を儲けた末に捨てることになったのかって言った過去が一切映画では語られていないところ
とかあげればいっぱいあるんですが
この映画は赤ん坊を介在として他人たちがひとつのことを成し遂げようとする中で擬似家族のように心が一つになっていく様だけを見せる作品だったようですね
 
ちょっと長尺ではありましたが寝落ちさせない是枝監督の力量はさすがでした。
 
2022年製作、韓国映画(日本公開作品)
是枝裕和脚本・監督作品
出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、IU、イ・ジュヨン、キム・ソニョン、イ・ムセン、イ・ドンフィ、キム・セビョク、ペク・ヒョンジン、オ・ヒジュン、リュ・キョンス、ソン・ユビン
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博奕打ち 殴り込み

2022-12-18 23:06:43 | 邦画
東映チャンネルで10月から始まった「博奕打ち」シリーズ全作OAの企画プログラム
何作かは単体で見てはいるのですが、シリーズ全作が公開順に見られるということでこちらもブログアップしていこうということで「博奕打ち」シリーズの第5弾ですね
第四弾の「博奕打ち 総長賭博」に続いて笠原和夫さんの脚本だった作品
前作の監督は将軍山下耕作でしたが
再び職人小沢茂弘が監督
東宝から仁侠路線とは役者としては敢然に無縁だって思われていた加東大介さんを迎えての日本映画界では手垢のついた親子愛を脇のテーマに据えての任侠ドラマでしたねぇ
 
ジャケットにあるように三作目までは鶴田御大の弟分として出演されていた待田京介さんが悪の一味としての役柄交代
前作で「極道」シリーズで新境地を開拓した若富さんがクローズアップされた役で主役昇格したことで悪役の印象が薄まるのを待田さんがカバーしてきてるんでしょうが
悪役が多すぎて渋滞してるような気がしたけど・・・
そういうことから名和宏さんは前作に続いて実にいい方の役
このお方も芸歴古いからなんでもこなせる人ですが、見てるこっちはいったん裏切るのかってちょっと変な期待を起こさせてくれるけどこっちの期待を裏切ってくれたまんまでしたねぇ
 
加東大介さんもしっかり老ヤクザを演じており流石の芸達者な姿を見せてくれてます
笠原脚本も前作ではこぜまいうちわもめの中での意地の張り合いで
鶴田浩二さんのベクトルが好むと好まざるままうちへうちへっていう作品として任侠を貫くことでただの人殺しにっていうような作品でしたが
この作品では鶴田浩二のベクトルは従来の任侠路線のプロット同様外に向いててそのベクトルは仁侠の意地を通すために向かっていくという
玉川良一さんの浪曲が実に生かされた作品でしたねぇ
まさか殴り込みへの道行のバックに浪曲って日本人の魂やねぇ
笠原さんのドラマツルギーもしっかりと東映カラーを守っていた作品となっていた
 
地味ではあるもののいわゆる鶴田浩二の任侠映画はやっぱ健さんの剛に対して柔なんですね
っていうことを改めて認知させてくれる作品でもあったんですね
 
1968年製作、日本映画、東映作品
笠原和夫脚本、小沢茂弘監督作品
出演:鶴田浩二、加東大介、松尾嘉代、石山健二郎、名和宏、玉川良一、遠藤太津朗、山本麟一、待田京介、汐路章、夢路いとし、喜味こいし、川谷拓三、桑原幸子、志賀勝、河津清三郎
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ザ・カー:ロード・トゥ・リベンジ

2022-12-18 17:12:54 | 洋画未公開
およそ40年前に作られた無人のクルマが人を意味もなく轢いて行くといった70年代のホラー映画「ザ・カー」を、コレまた「デスレース2000」をリメイクしたG・J・エクターンキャンプ監督がリメイクした作品
まぁリメイクですからこの映画の時代設定を近未来に設定してオリジナルよりもゴアを駆使して残酷に作った作品ですから切り株映画としては面白く見られました
 
オリジナルは個人的に詳細は覚えていないんですが確か無人のクルマが人を襲うって言うおはなしだったと思うんですが
この作品ではなんと権力掌握のためにはなんでもするって言う悪徳検事
今日も法廷で犯罪者を死刑にしてきたばっかり
近未来では法廷で死刑判決が出ると被告人にカプセルが自動で被らされて、その中で肉体をバンって破裂させるのね
 
そんな彼が悪の組織の機密が入ったデータを入手したため
元カノとデートしてヨリを戻そうとしたものの帰宅した途端に組織の殺し屋に窓から落とされて自慢の車の上に落とされてあえなく昇天
そのために彼の魂がクルマに乗り移って無人の彼の車が組織の人間を次々に処刑して行く
その方法がクルマですから頭をタイヤでグチャとか身体真っ二つにとか殺しのグロさは実にすんばらしいです
 
一方組織の人間が死んで行くから刑事が捜査乗り出してきてその過程で検事の元カノと仲良くなって行くわけで
悪の組織と悪徳検事の魂の車と刑事と言う三つ巴の様相を示して行くんだけど
刑事はクルマが検事の魂だっておもわないから三つ巴は刑事だけでしてクルマ(検事)の殺意のベクトルは組織と元カノ寝とった刑事の二方向に向かっているわけでして・・・
 
組織によってクルマ同士で囲まれて一旦爆破されたクルマ(検事)でしたが捨てられた場所が廃車置き場だから
そこの管理人に修繕されて姿を変えて目的完遂に向かって行くんですが
最後には元カノによって・・・
って言うある意味面白い作品になっていました
軽〜く見られる作品でした。
 
2019年製作、アメリカ映画
G・J・エクターンキャンプ共同脚本・監督作品
出演:グラント・バウラー、キャスリーン・マンロー、マーティン・ハンコック、マイカ・バルフォア、バート・グリンステッド
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荒ぶる魂の華

2022-12-17 23:14:41 | Vシネマ
東映チャンネルの二ヶ月連続企画番組“「BAD CITY」公開記念 【特集 小沢仁志の軌跡~クリエイターOZAWA編~】”の第四作目は
小沢仁志さんが殺し屋を演じる2014年製作のVシネマ作品
孤高の殺し屋を演じる小沢アニキが実に渋い作品でした

この頃のオールインの前身GPミュージアムでは各作品にハダカを入れるのが不文律だったようでこの作品も臓器売買を扱った作品ということで
オープニング臓器を摘出される役としてAV女優のみおり舞さんが全裸で様々な臓器が生きたまま摘出されるシーンで登場されるものの
後は小沢アニキのアクションに特化した作品でしたがみおり舞さんのちっぱいはちっぱい好きの私には垂涎なちっぱいでした・・・ってちょと脇道

V シネマでGPミュージアム作品ということですが任侠ドラマのジャンルに入れていいのかどうかちょっと悩む作品
確かに臓器売買を企んでそれをしのぎにしてるのはヤクザ組織の若頭ですし
そのしのぎには釘を刺す人物で小沢アニキをゴーストとして行動させるものもヤクザ組織のナンバー3ですけども
主人公の小沢アニキはナンバー3の松田一三さんの意向によって邪魔者を処理していくゴーストで組織には属してないから殺し屋であってあくまで筋モンではない

そんな小沢アニキが臓器売買の目的で韓国から連れてこられた1人の少女を救い彼女を魔の手から守ると同時に松田一三の敵も討とうっていうプロットの作品
臓器売買をしのぎとしてる若頭に成瀬正さん、まさにハマり役ですが
実は彼も川原英之演じるゴーストを持っており
この後川原ゴーストが松田一三さんを始末してしまうわけで、クライマックスでは小沢vs川原のゴースト対決がケレンになっているものの

小沢アニキが助けた少女に過去の自分がゴーストとして生きるために捨てた家族っていうか自分の娘の姿をかさねているとこがこのドラマの肝になっていましたから
実に暴力ドラマにならなくて哀愁のある作品に昇華させてるところに脚本家小沢仁志の力量が見て取れる
ってことで脚本、出演、監督と1人三役の小沢アニキ
主人公はしたがって必要以外のセリフを吐かないから

説明というかドラマの狂言回しとして小沢アニキを追う工藤俊作と宮崎貴久の刑事役の2人を使ってるんですね

これで“クリエイターOZAWA編”が終わり。来月は“俳優・小沢仁志編”として4本のVシネが予定されてる

2014年製作、日本Vシネマ、GPミュージアム作品
OZAWA(小沢仁志)脚本・出演・監督作品
出演:INOA、成瀬正孝、松田一三、宮崎貴久、辻つん、みおり舞、川原英之、工藤俊作、中野英雄

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アポカリプス・ライジング

2022-12-17 17:27:32 | 洋画未公開
なんと大体アルバトロスが月一本ペースでアサイラム社の作品をリリースしてきてるんですが今月はあのブラピのS級の作品に寄せてきた「ブレット・エキスプレス 弾丸特急 」に続いて二本目のアサイラム作品でした。
 
地球全体が火山噴火、大地震、津波、雷、洪水、竜巻、山火事、イナゴの大群とありとあらゆる天災地災が相次いだったっていうか連続して地球のあちこちで起き
アメリカペンタゴンの将軍は各地の米兵に現地調査をする様に指示を出すが
かえってくる報告は地球絶滅の危機を知らせる報告ばっかりだった
あの『黙示録』が預言する“世界の終わり”は 現実となってしまうのか?って言う映画
まさに原題「4 Horsemen: Apocalypse」が示すようにクライマックスの自然災害のケレン以外に主人公の少佐が見る幻想にCGでの4人の色騎士合作CGだ登場してくる噴飯さはさすがアサイラム作品
 
20XX年、コレら天災地災にパンデミックの起点がブラジルにあることを突き止めたドミニク・スエウェイン演じる米国防省のノリス将軍は、専門家チームを現地に派遣することに
ジョーンズ少佐、ヒューズ博士たちは、異変の震源を探すためブラジルのジャングルの調査を開始する結果、破滅をもたらす火山活動を止めさせるには、震央に大型爆弾を投下し、裂け目をふさぐしかないと調査報告書する
ペンタゴンは爆撃用のヘリ二機を派遣するものの天災にため空中で二機が接触し爆発炎上してしまい
次期発進まで準備に3時間かかる殿連絡を受けた地上のジョーンズ少佐以下博士たちは
ブラジルの過激派グループの基地にあるC4爆弾とかベト戦争時代の旧式ヘリを盗み出し、彼らは人類を滅亡の危機から救うため、決死の飛行に出て行くのである・・・
 
アサイラム作品にしてはその後最後の爆破に向かう少佐が飛行途中で黙示録の四騎士の幻影を見ると言う何でしょうか、
個人的にはキリスト教には全く詳しくないのですがこの地球壊滅にはいたる災害がディザスターターではなく、この4騎士の影響だったのしょうか
そこいらよくわかんないまま無事爆弾投下してめでたしめでたし
 とツッコミどころは満載な作品でした
 
2022年製作、アメリカ映画
ジェフ・ミード脚本・監督作品
出演:ドミニク・スウェイン、アリー・トンプソン、エリック・セント・ジョン、エバ・セハ、ブランドン・アラン・スミス
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