朝早く人民広場の噴水の中で太極拳をやっているおっさんを発見。上海は早朝からすでに暑い日が多いので気持ちはよくわかる。
私たちの事務所の中国人(全員20歳代)で泳げる人は誰もいない。泳いだ経験が無い人も多いのは、プールが学校になかったからだ。
前世紀後半頃、古い家に住んでいる人達は風呂もトイレもない家に住んでいた。トイレは馬桶という簡易トイレを使い風呂は銭湯に通っていた。
中国人が日本に行くと必ず温泉に行き泳いでみたいと言うが、これはきれいな水の中に自分の体をゆだねてみたいという体内回帰のひとつかもしれない。