海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

常に災害から自分を守る最低限の機器

2019-09-13 | 写真日記

常時私のバックに入っている物

 

台風災害で千葉が大変な事になっているようだ。被災した人達には怒られるかも知れないが、上海から日本のネットの情報を見る限り、過去あった自然災害の教訓が生かされてないような情報がかなりある。毎年のように自然災害に見舞われている日本だが、昨年の北海道の地震による停電の教訓が生かされてないと思うな。実際に自然災害に被災した人達数人から直接話を聞いた事をまとめたのが以下。

●助け合う事は大事だが、他人に期待しない方が良い。(みんな条件は同じ)

●スマホは情報の受発信の命綱(通話よりSNS)

●スマホ用充電バッテリーは必需品(出来ればソーラー充電タイプLED付き)

● 乾電池タイプのラジオは持っておくべき(最近は音声のみだがTVも受信できるタイプ)

●カセットコンロがとても役に立つ(暖をとる事も出来る)

●最低でも二日分の水と保存食を自宅に用意しておく事(薬もね)

●携帯トイレと防災アルミ毛布は必需品(ウンコも出るからね)

以上が最低限必要な物で、後はそれぞれの環境があるので個々人で考えれば良い。今回のように携帯の基地(アンテナ)が停電や破損した場合にはスマホは役に立たないだろうが、それでもいつでも使えるように常にバッテリー容量は電池切れにしない方が賢明。忘れないで欲しいのだが、スマホのアンテナがまったく立たない場合は携帯を切る事。(スマホは一生懸命電波を探そうとするのでバッテリーの消耗に繋がる)

上の画像は、日本でも上海でも私のバックの中に常時入れて持ち歩いている物。スマホは2台でiphoneはドコモ系の格安simを入れてあり、アンドロイドはソフトバンク系の格安simと中国のsimのディユアルスマホで、例えば日本のどちらかのネットワークがダウンしても片方が使えるかも知れない。バッテリーは、ソーラー充電が出来るタイプ。そして、TV電波も受信出来る乾電池式携帯ラジオだ。

★ソーラータイプの充電バッテーは、通常ACでフル充電しておく事。緊急時に太陽光のみでフル充電するには50時間ほどかかるようだが、光があれば何処でも充電出来るので空っぽになる事はない。私はこの同じタイプのバッテリー(PSE取得商品)を東京の防災袋に入れてある。

★後は、体力を温存しながら救助を待つしかない。

★あんたの用心深さは何処からくるの?と言われる事があるが、カメラマンというのは常に最悪の条件だった場合というのが頭にある。なので、常に予備のカメラや照明機材なども含め、現場で何とか撮影を終えなけらばならないからだ。つまり、それが体に染み付いてしまっているという事だな。

コメント
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