柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

老後の住まい

2008年12月02日 | 私の半径100メートル
友人でご主人の退職が迫ったときに
引っ越した人がいます。

閑静な住宅地に住んでました。
駅までは歩いて15分ほどです。
小高い山の上なので行きは良くても
帰りは一苦労です。
おまけに夫婦して、車は運転しません。

長年住んだ家を改装するか、引っ越すか
随分悩んだようですが
結局、引越しを選びました。

今まで住んでいた所より駅にして
5つほど都会よりです。

各駅停車のその駅の前に建築中のマンションを
友人は選びました。
その頃、周りの友人は驚きました。
「ステキな街で一戸建てに住んでたのに、どうして?」って。

友人の両親も静かな住宅地に住んでいました。
やはり駅から遠くて、バスやタクシーを使わないといけません。

お母さんが倒れて、しばらくの間、看病に通いました。
同じ沿線なのに往復だけで3時間近くかかります。
その後、お母さんは亡くなり
今度は独りになったお父さんの様子をみに
通うようになりました。

その経験が、友人の引越しを決意させたようです。

友人にも息子が2人います。
長男は結婚して別居、やがて次男も出て行くはず。

もし自分達が病気になったら、
子供たちに見てもらうにしても
来るのに時間がかかったら、とても大変。
駅に近ければ、自分が病院に行くのも楽でしょう。
元気な時だって、気軽に出かけられるし。

そして、引っ越して早くも10年近くたちますが
なんと駅前生活をエンジョイしていることか。

ご主人は退職しても、まだ仕事をしています。
友人は、気軽にどこへでも出かけています。
雨が降っても、駅前だから傘もいらないし
買い物も、駅にあるスーパーで用は済むし
子供のとの行き来も楽だし。

ということです。

今では、友人の選択は当然のようになりましたが
10年前は、驚きでした。
そしてもっと年老いたら、きっと引っ越せなくなったでしょうね。



年賀状の季節です

2008年12月02日 | sibatanoriko?
いよいよ、12月に突入です。
なんと速い1年でしょう!

年をとるのが速いこと、速いこと。
でも、私は年をとるのは嫌じゃない。
結構、楽しみ。
来年はどんな事ができるのかな?
どんな風に自分が変わってるのかな?
いろんな出来事を、自分はどう感じられるのかな?って。

できれば去年より、いい人になりたいナー。
これは、いつも思うのですよ。
向上心だけは、あるのよねー。

そして
この時期になると、必ず迷うのが年賀状。
なんとなく連絡取ってるし、実際は必要ないかな・・・
そんな気になるけど、
やっぱり、お正月はポストが気になっちゃう。
頂いた年賀状は1年間、とってある。

なんだかんだ言いながら、年賀状は楽しみかも。
毎年同じ結論を出して、年賀状を頼みに行きました。

自分で作るのは苦手なので、印刷は頼みます。
でも、差し上げる相手によってイメージが違う。
それで、2種類作りました。
こういうところ、変にマメなんですよ。

年賀状といえば
郵便局へ行ったら、高いけど、変わった年賀状がありました。

「サクラ、サク年賀状」
お正月に咲くサクラに年賀状を添えて・・・という「ふるさと小包」です。
お正月にあわせて咲く、早咲きの桜が宅急便で届いて、そこに年賀状がついてくる。
そういえば、横浜にある崎陽軒では「シュウマイつき年賀状」があります。

但し、高いです。
桜と年賀状込みで3000円です。
取って置きの人になら、ステキじゃない。