柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

セミナー報告です。

2008年12月19日 | お葬式
昨日、書いたブログを削除しました。

葬儀の返礼品の事を書いたんですけど
以前にも同じような内容で書いているので
自分でも、「またか」という気になり
今日削除してしまいました。

返礼品に関わる度に、同じ思いが湧き出てしまい
その、憤りのままブログを書くと
自分が、小言ばかり言っているおばあさんになってしまいます。

つい先日
新横浜の近くの地域ケアプラザで、葬儀のセミナーをしてきました。

話をする時間は2時間ですが
物足りないくらい、あっと言う間に終わってしまいます。

私が用意するテキストは8枚です。それと補足資料が1枚。

話の中から「これは役立つ」と思われる箇所を
皆さんが、テキストの余白に書き込まれています。

結構、真剣に聞かれてます。

どこでも、必ず出る質問が「お墓」のことです。

田舎にあるお墓をどうしようか?
そんな不安が多いようです。

そして、家族葬儀を望まれる方が多いことです。
1年前は、女性が「家族葬儀」を望まれてましたが
今では、男性も「家族葬儀でいい」とおっしゃる方が増えました。

この勢いは、きっと止められないでしょうね。

「でも、家族葬って何人からですか?」
こんな質問も出ます。

と言っても家族葬の定義はないんです。

人数には関係が無く
一般の会葬をお断りして
お別れしていただきたい方だけに
声をかけて、お葬式に来ていただく葬儀方法と説明してます。

故人の葬式を知って、誰でも来れるのは
普通の葬式ですよね。

でも葬儀社では、「もしも、突然来られた方がいたら困るでしょう?」
「だから、一応、返礼品や料理を用意したほうがいいですね」と
言うと思います。

これじゃあ、普通の式です。
葬儀社にそう言われたら「一般には葬式を知らせしませんので
いりません」といいましょう。

もし、来られたら喪主が丁重にお断りします。
「故人と遺族の意思で、身内だけの葬式にしました。
折角きていただいたのに、申し訳ありません。
後日、ご挨拶に伺います。」

と、セミナーでは言い訳までお教えしています。

結構、笑いがあって、楽しいセミナーです。
皆さんの真剣さに、遣り甲斐のある楽しい時間です。