柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

お墓の問題

2008年10月12日 | お墓・納骨・永代供養
お墓参りにいっていますか?

最近、無縁になってしまったお墓をよく見かけます。
お寺でも、勝手に手をつけられず困っているようです。

知り合いのお寺では、数年前から
個人墓や、夫婦墓を作っています。

普通のお墓は、何代でも後を継ぐ人がいる限り
同じ墓を利用することが出来ますが
個人の墓は、その人限りが利用できる墓の事です。

お墓は跡取りがいないと、買うことが難しいんですよ。
知っていましたか?

子供がいても、娘なら結婚すれば墓守はの望めない。
また、海外や、国内でも遠方に住んでいれば
年に1回のお墓参りも無理かもしれない。

そういう事情の人が確実に増えているのです。
だから、個人、夫婦墓はよく売れるそうです。
又値段も40万円~と手ごろです(このタイプでは平均的な価格です)

このお寺のお墓は13回忌まで個人墓で供養をして
その後は、他の遺骨と同じ場所に移され、永代に供養するそうです。
33回忌後に合葬するお寺もあります。
つまり、家族がいなくてもお寺がちゃんと供養を続けるのです。

又、納骨堂も多くなりました。
遺骨を所定の場所で預かってくれるのです。
ロッカー式に作られていたり
お堂の中に納められたりします。
こちらは個人墓より、更に手頃な価格です

お墓の形態が変わってきたのですね。

私の知り合いも
娘は長男に嫁ぎ、息子はずっと独身を通しています。

それなら、将来、子供に負担をかけないようにと
夫婦墓を買いました。

夫婦揃って、まだまだ健康です。

お墓を決めて、安心できたといってます。

お墓への価値観が変わりました。





最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最後の家 (ポンポンダリア)
2008-10-13 23:12:47
お墓を決めて安心する気持ち、わかるような気がします。
私も、お墓参りに行こう、といつも思います。そして、行くと、なんだかホッとします。
ホッとするお墓。
お願いしてみたり、あやまってみたり、報告したり、決心しようとしたり、
お墓に行くといろいろ相談するんです。
そういう場所です。
返信する