柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンデイングノートは自分流に直して使いましょう

2020年11月18日 | エンディングノート
お一人様のエンディングノート作成をサポートしています。
お元気ですが高齢になる方なので
今のうちに完成させておきたいそうです。

ご一緒に書き進めていますが
ご主人を見送り
お子様も亡くされ
ご兄弟も大半がすでに亡くなり
エンディングノートにも不要な項目があります。

ご親戚の欄のところは
ご近所でお世話になっている人や
親しいご友人の欄に変更てみました。

近所にいるAさんは
菩提寺が一緒なので、お寺の用事をお願いできる人
Bさんはいつも買物をしてくれる人
Cさんはちょっと離れているけど
銀行やお医者さんに車で同行してくれる人
等と書き込みました。

この方は司法書士の方に
自分の最期を託すつもりでいます。
後見を依頼するにしても
日常生活の助っ人と連絡先を
記しておくのが、何かの時に重要になると判断したからです。

親戚欄に紙を張り付け
【日常生活でお世話になっている人】
という新たな項目を作りました。

介護の欄には
自宅から介護施設に移るタイミングや
介護施設の種類の希望や地域の希望を書き足すために
新たに紙を添付しました。

どんなエンディングノートでも
内容が自分にピッタリというものはありません。

実はエンディングノートの書き進めのご相談を受けるようになって
人によって、記入したいポイントと分量の違うことが見えてきました。

かといって、一から自分で作成することは更に大変です。
出来合いのエンディングノートを工夫して
上手に利用してみましょう。

エンディングノートの記入が出来たら
この方用に
今後のリストを作成する予定です。
・お寺に墓終いの相談に行く
・司法書士事務所に相談に行く
・仏壇をどうするかを考える
等、具体的な行動リストです。

エンディングノートを書き上げて満足してしまうと
その先に事が進みません。

自分が元気なうちに出来る事を見つけるのも
エンディングノートの目的の一つです。


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