本日から6月議会スタート。
で、今日は、今年度議会における議会の役職を決める役選です。
役選中は、なにかと調整やら手続きやらが多いそうで、
どうしても待機時間が多くなります。
なので、頂いた6月議会に関する資料を読みこんだり、
前から読もうと思いつつ、なかなか手を付けることができなかった
資料やら、お仕事がらみの本やらに目を通したりしながら、
出番を待っている感じですね。
しかし、「全会一致でなければ決められない!」という、
本来、議会制民主主義にあるまじきルールが、
昨年度からなくなったため、
○役選にかかる時間自体が大幅に短縮され
○待ち時間が飛躍的に短くなった
のはありがたい限り。
ほんま、いろんな面で、議会改革を進めることが大事やと実感します。
というわけで、資料を読み込んでいるのですが、
例年6月議会に上がってくる議題で、なんとも気になるのが、
外郭団体に関する報告。
例えば、「財団法人西宮スポーツセンター」では、
「スポーツ会館を中心に公益性を重んじながら、
各種スポーツ教室を実施した」そうなのですが、
その内容に、どうにも違和感を感じます。
この外郭団体の、「自主実施事業」の実績の冒頭に
掲げられているのが↓こちら↓なのですが、
使用内容 利用人数(述:人)
マ シ ン ジ ム(個人) 12,452
ゴルフ練習場(個人) 6,870
卓 球 場(個人) 1,025
合 計 20,347
これって、「公益性を重んじ」て、やるべき事業なんですかね。
ジムに通いたければ、コナミでもナムコでも行けばいいし、
ゴルフ練習場だって同じです。
市の外郭団体が、わざわざ高いコストで実施することに、
強い疑問を感じます。
外郭団体が携わる事業の多くについて、私は、いつも、
○市がやらなくてもいいことをやっているのでは?
○遥かに効率的に事業を実施している民間企業や
市民団体等に委託したほうがよいのでは?
という疑問を強く強く感じています。
ここらへん、
○限られたお金の使い方として、
○「公共の福祉の増進」という、本来の市が果たすべき役割に
照らし合わせて
「ほんまに適切なのか???」
という一点において、疑問に思わずにいられません。
市政報告でも取り上げ、色々と意見を言ってもきた証明書自動交付機
(リンク先ページ・右下)も、結局、さしたる見直しをすることもなく、
高い高い、この機械を本年度、一台導入する方針だそうです。
「高すぎる」とか
「広域交付が進めば、今回導入しようとしている機種は使えなくなる」
といった、私の主張については、基本、「全て、仰るとおり。。。」
という姿勢を示しながら、それでも、やっぱり進めるそうで。
むう。。。
なんやかんやと、いろんなことを考えていたら、
昨日付け・読売新聞の朝刊コラムで、
個人的に感じ入る文章を見つけたので、↓引用↓。
刑務所内の多彩な人間模様を活写した安部譲二さんの「塀の中の懲りない面々」(文芸春秋)に、”忠さん”という役所専門の泥棒が出てくる◆中央官庁から県立病院、国公立大学まで軒並み荒らし、警察署と法務省だけは量刑が重くなると困るので敬遠したという人である。忠さんが安部さんに語ったことには、役所相手の稼業は楽だという。<役所はお宝の扱いがまるで雑なんだ。どうせ他人の金って気なんだろうよ> ~~ 後略 ~~
お金だけではなく、個人情報の扱い等も含めて、
「お宝の扱いがまるで雑」という記述に深く同意。
もうちょっと、色々きちんと考えるべきだと思うのですが。
待ち時間の雑な日記、すいません。
それでは失礼。