本日から3月議会開始。
今任期中、最後の議会に相応しく(?)、
中央病院やら、リゾやら、フレンテやら、大物課題が山積みです。
個人的には、その課題のいずれもが、
納得しにくい方向で進みつつあるような印象は受けつつ。
と、その話は、また別途ということで、継続している話題の続きをば。
それでは、一般質問の続きです。
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【質問】
現在の、
「種類が異なる業務を部署毎に大雑把にまとめて発注する」形をあらため
「業務を種類別に分類し、管轄部署を越えて、
類似業務をまとめて発注する」
ことで、より公平性・競争性の高い入札の実現を図るべきだと
考えるが、どうか?
【答弁】
現在の同一施設での複数業務の統合は、
施設設備の全般についての総合調整が可能であることに加え、
長期的視点での管理コストの縮減が期待できるとともに、
業務ごとで重複する部分の削減が可能であると考えており、
また、市内業者の育成、受注機会の確保、地域経済の活性化、
税収への還元等の観点からも、現行の発注方法にも
メリットがあるものと考えております。
また、それぞれの施設を管理する管理者の視点から判断しましても、
施設ごとに業者が特定されることにより、
指揮命令系統が一本化されるため、指示内容が徹底しやすく、
スケールメリットが働いているものと認識しております。
しかし、その反面、複数業務を一括発注することによって、
各業務について見えにくいというデメリットもございます。
ご指摘のとおり、複数施設における同種業務の統合による発注方法は
業務を一括発注することにより、
同一業務の規模を拡大することによってスケールメリットが図られ、
コスト縮減が期待できるという側面を持っており、また、
同種業務ごとに発注を行うことで、落札金額やその状況に対する
チェック機能がより働くという側面も考えられます。
しかしながら、先ほど本庁舎総合管理業務のところでも
申し上げましたように、業務ごとに発注を行うことによって、
一つの施設に複数の業者が入ることとなるため、
管理業務の増加が発生したり、責任の所在が曖昧になるなど、
デメリットも懸念されるところでございます。
今後は、同一施設での複数業務の統合だけではなく、
市内業者の育成や受注機会の確保などを念頭に置きながら、
市にとってよりスケールメリットが期待でき、公平性・競争性の働く、
複数施設での同種業務の統合による発注方法についても
研究を進めてまいりたいと考えております。
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行政方が、「研究を進めてまいります」と言ったときに、
前向きに研究してもらえるということは、まずありえないので、
まあ、これは、期待できない答えですな。
ただ、個人的には、こここそが、この問題に関する肝の部分だとも
思っているわけで。
というわけで、これに関する要望を書いて、
長きに渡る一般質問のご報告は終了です。
それでは失礼いたします。
※本日、西宮北口・北西にて実施予定だった駅立ちは、
雨天のため中止しました。
来週・水曜日に実施予定ですので、こちらも、よろしくお願いします。