全身、ヒートテック(一部、ヒートファクト)ずくめでの駅立ちも
本日が二日めでしたが、思いのほか温くて、やや拍子抜け。
なんだか、ここ2~3日で、ぐっと暖かくなってきたような気がします。
ありがたや。
さてさて、若干、飛ばしてしまっていた、一般質問のご報告の続きです。
ご覧くださいませ。
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【質問】
最後に、③入札方式について見直すべき部分がないか?
についてです。
これまで述べてきた通り、学校施設等管理業務は
「夜間の機械警備・巡回業務」と「昼間の校門警備・日直業務」という
2つの主要業務に、いくつかの細かい業務が付随して構成されています。
夜間の機械警備業務であれば、
TVのCM等でも頻繁に目にするSECOMやALSOK等が有名ですが、
これらの企業は、学校施設等管理業務の指名競争入札対象には
なっていません。
なぜなら学校施設等管理業務という発注の仕方は
「S-6 施設管理業」に区分されるものであり、
「S-8 警備業」として登録されているSECOM・ALSOK等は、
この業務の対象ではないからです。
しかしながら再三、申し上げている通り、学校管理業務のほとんどは
「夜間の機械警備・巡回業務」「昼間の校門警備・日直業務」であり、
むしろ「S-8 警備業」に区分するべきです。
その前提として、先程述べた清掃・水道メーター検針等の業務の
外部委託は止めるべきです。
また百歩譲って、それらの業務の委託を続けるとしても、
現在の雑多な業務を一括して発注する方式は見直すべきです。
繰り返しになりますが、
学校施設等管理業務は事業全体の金額が非常に大きい上、
落札率も非常に高い水準で留まっており、
しかも多年にわたって同一事業者が受託し続けています。
こうした現状を改善するためには、
入札の参加企業数を増やすことが有効です。
そのために
「事業自体の区分を見直す」
「業務を種類別に分けて発注する」
「管轄部署が異なっても、類似業務は、まとめた上で一括発注する」
こうした形で発注方法自体を抜本的に見直すべきです。
具体的にお伺いします。
学校施設等管理業務全体について、不要・不適切な業務は外した上で、
現行の「施設管理業務」という発注の仕方を「警備業務」に
見直すべきだと考えるが、どうか?
【答弁】
~前略~ 業務そのものが機械警備と校門警備が中心の業務と
なっていることから、「施設管理業務」より「警備業務」への発注の仕方が
より適当であるとも考えられます。
今後、市内業者の育成といった視点も考慮しつつ、
関係部局とも調整しながら、学校施設管理業務全体を見直す中で、
整理を進めてまいりたいと考えております。
【要望】
「『施設管理業務』より『警備業務』への発注の仕方が
より適当であるとも考えられます」というご答弁を頂きました。
発注の仕方を「『施設管理業務』から『警備業務』に見直す」のは、
入札の競争性を高めるための方策でしかありません。
競争性を高めるためには、他にも、
これまで延べてきた参入障壁となる部分をなくすこと、
警備業務には馴染まない不要な業務をなくすことが重要です。
ご答弁いただいたとおり、
「学校施設管理業務全体を見直す中で、整理を進めて」頂きたい。
強く要望します。
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と、これにて学校の管理業務に関する一般質問は終了です。
尚、これに関して、早くも効果がでてきている部分があるので、
次回は、その内容についてのご報告など。
それでは今日は、このへんで失礼します。