西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告 ~施設管理業務の見直しについて②~

2013-02-04 11:46:10 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

数日前の読売新聞記事に
「財政難・尼崎市 有料化へ ~小中学運動場や体育館利用~」
という記事が載っていました。
20130201
(クリックで拡大します。)

他所の市のことですし、細かいことは分かりませんが、
どう考えても、これは違うんではないかと。
有料化する前に見直すべき運用部分があるのではないかと。
ほんで、こんなところに手をつけるより先に、
もっと他に、見直すべきところがあるんではないかと。
そう思います。

と、それはさておき、先日のブログの続きです。
では、早速はじめます。

-------------------------------------------------------------

表⑤に、私が考える本市の施設管理に関わる
委託業務の入札に関する問題をまとめました。
↓ご覧ください。↓
表⑤:本市の委託業務入札に関わる最大の問題点

私が考える重大な問題は三点あります。
一点目は
「清掃等の簡易業務から機械・設備保守や警備等、
 多種多様な業務を一括で発注しているため、
 全ての業務を一括で受注できる事業者しか入札に参加できない」
という問題。
二点目は
「契約年数の複数年化によって
 落札価格を低減できる可能性が高い業務についても、
 他の業務と一括で入札し、単年度での契約を続けてきた」
という問題。
三点目は
「警備に関する業務の入札に警備業者が参加できない等、
 業務に応じた事業者が入札に参加できない場合がある」
という問題です。
この質問では表中の問題①②について触れたいと思います。

さて、市が「施設管理業」として外部委託している業務のうち、
機械警備と他の業務をまとめて発注している業務は
平成23年度実績で21件存在します。
これらについても夜間の機械警備業務を分離するとともに、
契約年数を複数年化することで、
大幅に落札価格を低減できるはずです。
また機械警備業務を単独で外部委託している事例も4件存在しますが、
こちらについても契約を複数年化することで、
落札価格を大幅に低減できるはずです。
加えて、これらの業務は所管の枠を超えて、
まとめて発注することでスケールメリットが働き、
さらなる落札価格の低減も期待できます。

それでは以上の内容を踏まえて、二点質問します。

------------------------------------------------------------------------

言ってることは、きわめて当たり前のことばかりだと思うのですが、
いかがでしょう?
というわけで、次回(多分)は具体的な質疑の内容のご報告をば。
それでは失礼いたします。